警視庁物語 上野発五時三五分

オートレース場で殺人事件が発生した。大穴が出た瞬間と同時期に、サラリーマン風の男が私製拳銃で撃たれたのだった。目撃者もなく、死体から発見された証拠はパチンコの玉と焼け焦げた手拭いのみ。数少ない証拠を頼りに警視庁捜査一課が捜査を開始する。

「警視庁物語 上野発五時三五分」は、オートレース場で起きた事件を追う刑事シリーズの第5弾です。私製拳銃を用いた殺人事件が発生し、その謎に引き込まれていきます。捜査一課によるスリル満点の捜査と、犯人を追い詰めていく結末が観る者を引きつけます。スピード感あふれる展開と、緻密な捜査の行方から目が離せません。