検索キーワード:「瀬川徹夫」

  • あらすじ

    美しい海に面した玻璃ヶ浦の海底資源の開発事業の説明会に招待された物理学者の湯川学。緑岩荘という旅館に滞在することにしたが、そこで旅館を経営する川畑夫妻の甥っ子恭平と出会う。子供嫌いの湯川だったが、恭平とは実験などを通して交流を深めていくことに。湯川が泊まった翌日、湯川と同じく緑岩荘に滞在していた元捜査一課の刑事塚原の変死体が旅館の近くで発見された。地元警察は塚原の死を転落死にしたが、捜査一課の岸谷美砂はそのことを不審に思い、知り合いであり偶然現地にいた湯川に捜査の協力依頼をする。湯川たちが捜査をしていく中で浮かび上がるのは切ない事件の真相だった…。

  • あらすじ

    石神は毎朝「べんてい停」で弁当を買っていた。しかし本当の目的はそこで働く花岡靖子に好意を持っていたからだった。二人は隣人同士だったが、石神は靖子に声を掛けられずにいた。しかし、ある日靖子は娘と二人で元夫・富樫慎二を殺してしまう。彼は靖子にお金をたかり娘にもちょっかいを出そうとしたため、衝動的に殺してしまった。二人の殺人に気付いた石神は事件の隠ぺいに手を貸し、自分の言うとおりにするようにと靖子に指示する。捜査の途中、石神のことを草薙から聞いた湯川は、大学時代の彼の天才ぶりを思い出し、何の気もなく石神を訪ねることにする。