ちゃさん
60代/男性
3 件のレビュー
4.0
2024年、話題になった映画で「侍タイムスリッパー」がある。自主制作映画を東映の撮影所の全面強力で時代劇の面白さを全面に押し出した作品だった。私も時代劇の面白さを再認識させてくれた作品だったと思う。 でも、「十一人の賊軍」は、本家東映が本気で時代劇を作るとこうなる!という作品だった。迫力といいストーリーといい申し分ない。幕末から明治維新の流れを知識として知らなくても、映画が楽しめるように随所に配慮がしてあり、それも歴史を知らない人にも楽しめる展開になっていた。ただ、斬首のシーン。VFXの技術も進んでいるんだし、そこはもう少し工夫があってもよかった。確かに斬首したあとの首がいかにもの作り物感があふれていて物足りなさを感じた。
2024.11.13 投稿