ドラマ「シミュレーション〜昭和16年夏の敗戦〜」は、2025年8月放送の終戦80年企画特別ドラマです。
真珠湾攻撃の8ヶ月前から秘密裏に動いていた、日米開戦の戦局をシミュレーションする総力戦研究所を舞台にした物語。
圧倒的敗北と分かっていながら、なぜ無謀な戦争へと突き進んでしまったのか。多くの犠牲者を出した戦争から80年、史実を基に現代へ問い直す歴史ドラマです。
| 制作国 | 日本 |
| 作品カテゴリー | ドラマ |
| 公開日 | 2025年 |
| 作品ジャンル | ドラマ |
ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」のあらすじ
1941年4月、真珠湾攻撃の8ヶ月前のこと。日本政府は、平均33歳の若手エリートたちを秘密裏に招集し、総力戦研究所を設立。
産業組合中央金庫の調査課長で、東大法学部首席の宇治田洋一は、模擬内閣の内閣総理大臣役を任され、開戦後の戦局を予測することに。
軍事・経済などのデータを基に議論を重ね、宇治田たちは日米開戦の戦局をシミュレーションした。
その結果、日本の圧倒的敗北という厳しい結論が出てしまうが、上層部に真実を受け入れられることはなかった。
そして、多くの戦没者を出したあの悲劇の戦争へと突き進んでいく…。
- キャスト
- スタッフ
【出演】
宇治田洋一[池松壮亮]
【スタッフ】
脚本/演出 [石井裕也] 制作統括[新延明(NHK)/家冨未央(NHKエンタープライズ)/布川均(ポニーキャニオン)/橋本櫻(東京テアトル)/永井拓郎(RIKIプロジェクト)] 制作[NHK/NHKエンタープライズ/RIKIプロジェクト]
ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」のレビュー
モヤモヤ
アルキメデスの大戦を思い出した。
実話に基づくということで、放送終了後にはドキュメンタリーがついていて知識として深めることができた。あの狭い部屋の中で、あんなにも必死に戦争は無謀だと止めようとしていた若者は、結果にさぞ無念だったと思う。知識や思考も大切だけれど、想像することは博識な方でなくともできる。今戦争をしている国もたくさんあるけれど、戦争を始める大人たちに、未来をきちんと想像してほしい。



