2008年公開の「ウォーリー」はピクサーとディズニーによる全編CGアニメーション映画です。
29世紀のゴミに汚染された地球で、ごみ処理をし続けるロボットのウォーリーと、突如地球にやってきた白いロボットのイヴが次第に惹かれ合っていくラブストーリー。
セリフはほとんどなく、見ているだけでロボットたちの感情が分かるようになっていて素晴らしいです。環境破壊への強いメッセージも感じられる作品です。
| 制作国 | アメリカ |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2008年 |
| 作品ジャンル | |
| 公式サイト |
映画「ウォーリー」のあらすじ・キャスト
人っ子一人いない不毛の星で孤独に作業をし続ける小型掃除ロボットのウォーリー。ある日ウォーリーは突然現れたロボットのイヴに一目ぼれをし、懸命にイヴにアタックをするようになる。
ウォーリーとイヴの距離が縮まってきたある日、イヴが突然宇宙船に回収されてしまい、それを追いかけたウォーリーは宇宙に飛び出し、ある宇宙船を発見する。その宇宙船の中では、怠惰な生活で太り、歩けもしなくなった人類が生活していた。
衰退してしまった人類だったが、ウォーリーたちが宇宙船内で暴れまわっているうち、事態は一変。とにかくかわいいウォーリーの巻き起こす、ハートフルストーリー。
- キャスト
- スタッフ
映画「ウォーリー」のレビュー
汚れた地球を淡々と片付けて、きれいにする大役をになった小さなロボット「ウォーリー」を中心とした近未来SFファンタジー。ロボット同士の信頼関係や退化しつつある旧人類を乗せて宇宙をさまよう宇宙船の様子など見どころ満載で、熱狂的な「ウォーリー」ファンも世界にたくさん生み出しました。
ロボット同士の無言のやりとりだけで、ここまで感情を揺さぶられるとは思わなかった。ウォーリーの動き一つひとつに気持ちが乗っていて、特にイヴとの関係性が進んでいくところは目が離せなかった。言葉がほとんどないのに、伝わってくる感情の細かさがすごい。中盤の宇宙船内のシーンでは、人間の在り方についてのメッセージもストレートに刺さる。登場キャラの中でもオートの存在感が異様で、言葉がない分、その無機質さが怖さを感じさせる。映像美もレベル高めで、無音の静けさがかえって重たさを生んでいた。大人が見ても考えさせられる作品だった。
見ている人が少なそうな傑作 続きが気になる 感動
ロボットなのでセリフがほぼありませんが、それでも色々な感情が伝わり、こんなにセリフがなくてもここまで感動することがあるんだと感心しました。ロボットちゃんたち、かわいいです。
あまり色がない地味な感じだけど、良かったです。友達ってすごくいい。孤独なことろに誰か現れたら、それだけで嬉しいもんな。二人ともキャラがよくて良かった。
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
面白い所も満載なのですが、私は非常に感動しました。ウォーリーのイヴに対する愛情はどんな障害も乗り越えていきました。自分がスクラップぎりぎりになるまで、イヴが大切にしようとする植物を守り切ろうとします。ただひたすらにイヴのことが好きであるという実直さに、私はウォーリーに惚れそうになりました。
2024.1.10
doranpo/40代/女性
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セリフがたくさんあるわけじゃないし、表情も豊かというわけではないにもかかわらず、行動や仕草、イントネーションから伝わってくるロボットたちのウォーリーの思いや優しさが愛おしくて涙が溢れる温かい物語だと思います。また、じわじわと環境問題についても考えさせられる内容でした。
2023.7.28
ノラランド/30代/女性
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このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
最初は退廃した地球に暮らす1人ぼっちのウォーリーがかわいそうだと思いながら見ていました。ですが、そんな中でも過去の遺物をかき集めて豊かに生活している姿に癒されました。それと、あまりにも1人でいすぎたためか、イヴへアプローチしてる姿が怖かったです。若い女の子に入れ上げるコミュ障のオジサンみたいに見えて、申し訳ないですが少し気持ち悪いと思ってしまいました。でもそれくらい長い間孤独だったってことですよね。最後はハッピーエンドだと思うのですが、あんなに先人たちの文明に頼り切ってラクをしてきた人類たちが今の退廃した地球環境で生き延びていけるのか甚だ疑問に感じました。
2023.7.28
あやか/10代/女性
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このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
健気なウォーリーの姿を見ていると泣けてきます。最初のウォーリー一人でごみを集めているシーンからすでにウォーリーに心奪われていました。ずっとひとりぼっちだったウォーリーにあるロボットが舞い降り、そのロボットが目覚めるまで一緒に過ごしたり、イブが目覚めてからも健気にイブに接しているシーンを見ているとほっこりもしつつ、泣けてきます。





