映画「ウォールフラワー」は恋と友情と家族を切なく、艶やかに描いた物語です。「君は壁にかかる花だ」と言われた孤独な主人公が、二人の人物との出会いをきっかけに成長していきます。
華やかで楽しそうな高校生活とは裏腹に、ほろ苦く甘酸っぱい青春を詰め込んだお話で、豪華キャストが出演している作品です。また、美しい映像とストーリーに合わせたサウンドトラックを楽しめます。
| 制作国 | アメリカ |
| 作品カテゴリー | 映画 |
| 公開日 | 2012年 |
| 作品ジャンル | ドラマ |
| 公式サイト |
映画「ウォールフラワー」のあらすじ・キャスト
親友を自殺で亡くしたチャーリーは、彼宛に手紙を書いて気持ちを保っていた。
高校生活に上手く馴染めず孤独なチャーリーは、陽気なパトリックが気になっていた。
ある日、アメフトの試合会場で、勇気を出して声をかけてみると、快く横に座らせてくれた。
そこへパトリックの妹のサムがやってきた。チャーリーは、美しいサムに心を奪われてしまう。
その後に寄ったダイナーで話し込む3人、意外にも共通の趣味があって一気に距離が縮まった。
卒業生歓迎パーティで、さらに仲を深めパトリックから新たな友達も紹介される。
パトリックとの出会いにより、孤独だったチャーリーの世界は開かれていく。
- キャスト
- スタッフ
チャーリー[ローガン・ラーマン] サム[エマ・ワトソン] パトリック[エズラ・ミラー] メアリー・エリザベス[メイ・ホイットマン] ブラッド[ジョニー・シモンズ] ケイト・ウォルシュ ディラン・マクダーモット ジョーン・キューザック ミスター・アンダーソン[ポール・ラッド]
【監督】
スティーヴン・チョボスキー
【原作】
スティーヴン・チョボスキー
【音楽】
マイケル・ブルック
【脚本】
スティーヴン・チョボスキー
【製作】
リアンヌ・ハルフォン ラッセル・スミス ジョン・マルコヴィッチ
映画「ウォールフラワー」のレビュー
内気な高校1年生・チャーリー(ロガン・レーマン)が、自身の文通形式の手紙を通じて高校生活の一幕幕を綴る。心理的な機微や過去のトラウマが静かに浮かび上がり、明るい青春パートだけでなく深く心に残る展開が続くのが良い。
サム(エマ・ワトソン)やパトリック(エズラ・ミラー)の友人関係で、チャーリーが少しずつ居場所を見つけていく姿もグッド。エンディング近くで明らかになるチャーリー自身の過去に触れる瞬間は喉元に力が入る感覚があり、その静かな衝撃が忘れがたい。
青春、友情、癒し──すべてが丁寧に織り合わされた、心の奥深くへ届く物語だった。
青春の映画だった。ハリーポッターのイメージの強いエマワトソンだけど、髪の毛も短くなってボーイッシュな雰囲気で、男の子2人と意気投合していて、また新たな一面を楽しむことができた。
エマワトソンが可愛くて、青春映画で爽やかな映画だった。見どころは特になかったけど、ほっこりして良かったと思う。高校生って悩みが多くていいな~って素直に思えた。
スティーブン・チョボスキーの人気小説を本人が監督し映画化。これという俳優に出会えるまで映画化しないと言っていた監督が、ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラーと出会い映画化を決めたそう。その甲斐あって、最高の青春映画に仕上がっていた!作中の音楽もどれもセンスがよく、特にデヴィッド・ボウイのHEROの使い所が抜群だった。
まさに青春映画!これは学生時代に観たかった。
青春時代の切なさと温かさ、仲間の大切さがダイレクトに伝わってくる。劇中で流れる音楽もすごく良かった。
大なり小なり理解され難い心の傷は誰にでもあるもの。それをいかに乗り越えるかがとても深かった。やっぱり人は1人では生きていけないなと。人との出会いを通してどんどん明るくなっていくチャーリーが素敵だった。



