夏の子

30代/女性

11 件のレビュー

投稿日順 評価順

プラダを着た悪魔

4.5

仕事やライフスタイルについて見直したくなる映画です。 主人公のアンディは大学院を卒業しジャーナリストを志す、上昇志向の強い女性です。ファッション雑誌の編集長ミランダは厳しく要望もおおく正に悪魔の様な上司です。ただ素晴らしい雑誌にしたいという高い意識の元、悪魔にならざる負えなかったのですが。 アンディはその悪魔のような上司の元、健気に仕事をするのですが恋人や友人に「アンディは変わってしまった」と距離を置かれてしまい「目標の為に何かを諦めるって寂しさがあるんだな」と切なくなりました。 キラキラした生き方には憧れますが、自分なりの生き方を選ぶことは大事だと改めて考えるきっかけになりました。

2025.07.03 投稿

葛西臨海水族園の世界(全国流通版)

4.5

とても硬派な番組です。私は葛西臨海水族園が好きで、行くたびにしっかり楽しむのですが、展示されてる深海魚やペンギン、淡水魚、マグロへの理解を深めるために見ています。この番組単体では味気がないとは思いますが、実際に行くことでこの番組の魅力に気が付きました。

2025.07.03 投稿

ニッポン遊泳紀行 ロバート秋山の市民プール万歳

4.0

ロバート秋山さんが市民プールに行って、ご飯を食べるだけの番組です。お水の話や、人に寄っては「おいおい」と感じるシーンもあるのですが、妙に続きもみたくなる、食べれば食べる程に味わいが深くかんじる、なんとも癖になる番組です。好きな人はとても好きだと思います。私はその一人です。

2025.07.03 投稿

ツレがうつになりまして。

5.0

鬱病をテーマにしているだけあって、もっと重たい内容なのかと思っていましたが、鬱病で心療内科に通う夫に対して、妻が病気に対して理解を深めようとする姿勢と夫のそのままの感情が見える話でした。 雪が降ってるシーンで「電車も止まって、会社もいけなくなって、そのまま世界が止まればいい、」と誰に向かうでもなく呟くセリフがあるのですが、鬱でなくても共感しやすい視点のセリフだと感じました。 妻は漫画家なのもあって、独創的かつのんびりした視点で夫を見守っていました。妻役の宮崎あおいさんがとても可愛くて優しく温かい作品でした。

2025.07.03 投稿

紳士は金髪がお好き

4.0

マリリンモンロー主演のコメディ映画です。主人公が心のままに動いてしまう姿にハラハラしながらも愛しさが芽生えます。 見せ場の部分で美麗青年ダンサーズが踊ってるシーンがあり「その当時の映画は独特の形で楽しいを表現をするな」と妙に関心しました。少女がそのまま大人になってしまったような主人公の言動が人によってはただただ不愉快に思えるでしょうが、私は「中学の同級生にこういう勝手だけど人気者な女子いたなあ」と思いました。どこか懐かしい気持ちで楽しめる映画でした。

2025.07.02 投稿

パーマネント野ばら

5.0

菅野美穂さん主演の映画です。ちいさな島国を舞台とした、静かで悲しい物語です。主人公の女性は恋をして、そして恋にとりつかれていました。そのまとわりつくような悲しみがありのままに表現されています。 この作品に救いがあるとすれば、主人公の苦しみを受け入れ見守る友人がいることです。寂しさを感じながらも、愛を求めてしまう、人間らしい感情に溢れた映画でした。好みがかなりはっきりしますが、私は大好きな映画です。

2025.07.02 投稿

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

4.5

ミステリーとサスペンスが混同する映画です。昭和の高度成長期前半を舞台としています。 しかし、その時代にもそぐわない重く暗い展開が続きます。 その中でもゲゲ郎と水木の関係性は静かな救いのように感じる展開が続きます。後半は物語の展開が大胆になっていきます。水木作品特有のじめっとしつつグロテスクな描写が多い中、人間の驕りに警鐘を鳴らし、愛がこの世界を静かに包む様に思えました。

2025.07.02 投稿

マダム・イン・ニューヨーク

5.0

主人公のシャシは現代でいう専業主婦という立ち位置で、英語を話せないコンプレックスで傷つく ことがあれど、母として奮闘していました。そのシャシがコンプレックスである英語学習を通して、尊厳を徐々に取り戻していくハートフルな映画です。 シャシの大胆にも変わろう、変わりたいと努力する姿勢に尊敬の念を抱きます。 シャシを見守る家族も、その様子を見て驚き戸惑いながらも受け入れてた優しい世界を垣間見ました。

2025.07.02 投稿

昭和元禄落語心中 -助六再び篇-

5.0

私はブロマンス作品と捉えてますが、友情というには浅く、どろっと濃い関係と言えます。 菊比古は助六の落語に焦がれ、それ故に落語に対して呪われています。しかし縋るように救いを求めてる姿がとても胸に刺さります。 身近な天才に苦しむ姿がとても苦々しく泥臭く見終わた後も考えさせられる作品だと思います。 一期は重たい展開なのですが、二期は救いを見出して終わります。

2025.07.02 投稿

天使にラブ・ソングを…

5.0

名作映画です。なんと言ってもシスター聖歌隊がコミカルにゴスペルを歌う シーンに何度繰り返し見ても圧倒されます。サントラ楽曲が配信されているので、よく聴いています。 物語もハラハラする展開ありつつなのですが、コメディ映画なのでドキドキワクワクと楽しく見ることができます。 ハリーポッターでマクゴナガル先生役として活躍していたマギー・スミスさんも修道女役として出演しています。マギースミスさんの演技、大好きです。

2025.07.02 投稿

ルックバック

5.0

藤本タツキ氏が秋田出身だそうで、東北の澄み渡る景色がそのままに再現されています。 巧みに天気や夕焼けなど、主人公二人のの心境が見事にリンクしています。 とても心が動かされる映画です。私はルックバックを見た後に、もう会えない友人のことを思い出しました。力強い友情の映画でした。

2025.07.01 投稿