劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

アニメ「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」は吾峠呼世晴による人気少年漫画を原作としてアニメ化した劇場版作品。
本作は劇場版三部作「無限城編」の第一章となります。日本のみならず世界で注目される人気アニメ「鬼滅の刃」の最終決戦の序盤を描いているこの作品はファンなら必見です。
美しく迫力ある映像は圧巻で、ストーリーも最終決戦とあって最高頂の盛り上がりを見せていきます。
本作は、無限城での最後の戦いの序盤を描いたもので、戦いは主に3つ「上弦の弐・童磨VS胡蝶しのぶ」、「新上弦の陸・獪岳(かいがく)VS我妻善逸」、「上弦の参・猗窩座VS竈門炭治郎&冨岡義勇」が描き出されました。
前作の最後にその命をかけて無惨を陥れた「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」の息子「産屋敷輝利哉(うぶやしきかがや)」と娘の「くいな」は「宇髄天元」、及び、煉獄杏寿郎の父で元炎柱「煉󠄁獄槇寿郎」によって守られているなど気になっていた点もしっかり触れられていました。
作画は相変わらずとんでもなく気合いが入っており、原作コミックからは想像できないほどの映像美と迫力、躍動感に仕上げられています。
IMAXや4DX、MX4Dで視聴できる劇場も出てきているので、普通の劇場で見たあとはぜひ4DXでの視聴も強くおすすめします。
TOHOシネマズのMX4Dは東京、神奈川、千葉、大阪など限られた劇場でしか利用できず、イオンシネマの4DXもほとんどが東京近郊での上映と考えて予定を立てるとよいでしょう。
この戦いで胡蝶しのぶは童磨に取り込まれる形で敗北するも、怒りの感情を強く表に出し、人間とは思えない強さを発揮し、続く「栗花落カナヲ」と童磨の戦いに引き継がれました。
胡蝶しのぶが本気で戦うシーンが描かれたのはこれが最初で最後とも言え、もっと胡蝶しのぶの活躍が見たかったという人も多かった様子。
獪岳は善逸の兄弟子で、上弦の陸に採用。柱たちを無限城に落とした「鳴女」は上弦の肆に昇格し、善逸はけじめをつけるため、また、師匠の無念を晴らすために炎と雷が混ざったような技で勝利。
猗窩座に対しては、冨岡義勇の洗練された水の呼吸、竈門炭治郎のヒノカミ神楽で応戦し、猗窩座に人間だった頃の記憶を思い出させて勝利した形となりました。
猗窩座に関してはその鬼になるまでの背景が色濃く描写され、狛治だった頃の恋人「恋雪」との関係、道場でおきた悲劇にも触れられ、まるで猗窩座に同情させるような演出もありました。
猗窩座は炭治郎に首を切られても生き延びることはできたようですが、自ら死を選んで身を引いたという展開になっており、勝利というよりは猗窩座の自害によって戦力が減っただけという現実的な見方もできます。
とくに今回の戦いで傷ついた者はすぐあとに控えている黒幕「鬼舞辻無惨」との決着が待っているため復活する猶予もなく、いよいよ追い込まれていく形になります。
戦いとしては1勝1敗1引き分けといった所で、素直に喜べない結果です。鬼殺隊が勝っても負けても悲しい事実と向き合わなければいけないことには変わらず、どちらの立場に対しても同情できるように演出もストーリー展開もかなりうまく組まれているように感じました。
今後の展開はもはや予想するまでもないですが、残っているのは鳴女、童磨、黒死牟、鬼舞辻無惨となっておりそれぞれの人間の頃の回想を含めて果たして3部作だけで視聴者の理解や同情心が追いつくのかは心配なところです。
2025年の夏休みに重なったこともあって、映画館ではスクリーンを4つ~6つも確保して、連日全席満席になるほどに大盛況で、劇場をあとにする人々の複雑な表情が本作の作画の壮大さやストーリーの濃厚さを物語っています。
シネアドの時間を含めると約3時間ほどにもなる上映時間は子どもには体力的にきつい長さで、2度、3度見る人も多くなるかもしれません。劇場では、無限城の見取り図が描かれたグッズがギリギリ残っている所もありました。
ゲームセンターやグッズ売り場はまだ鬼滅グッズで埋まってはいませんでしたが、これから少しずつ鬼滅関連のグッズが増えていくでしょう。
おそらく次回は鬼舞辻無惨以外の上弦の鬼との戦いが描かれると考えられます。最後の第3部は鬼舞辻無惨と鬼殺隊の全面衝突となるでしょう。
今回の内容は原作コミック16巻から17巻ほどに該当しています。原作コミックは完結していますので、これ以降の内容はそのまま原作コミックを読み進めれば結末を確認できます。
制作国 | 日本 |
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作品カテゴリー | アニメ |
公開日 | 2025年7月18日 |
作品ジャンル | アクション・バトル,キャラクターアニメ |
公式サイト | 公式サイトへ移動する |
あらすじ
時は大正。鬼舞辻󠄀無惨によって鬼にされた妹の禰󠄀豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入った竈門炭治郎。
組織の中で我妻善逸、嘴平伊之助ら仲間たちと出会い、共に戦う中で絆を深めていた。
鬼殺隊において最高位である「柱」を務める煉󠄁獄杏寿郎や時透無一郎、甘露寺蜜璃との共闘や別れを経験した炭治郎は成長を続ける。
鬼との決戦が迫り炭治郎たちは柱稽古に挑んでいたが、鬼舞辻󠄀無惨が鬼殺隊の本部・産屋敷邸に出現したとの知らせを受ける。
柱と産屋敷邸に駆け付けた炭次郎は、無惨によって鬼の根城「無限城」に落とされてしまう。
無限に広がるようにも見える無限城では童磨、猗窩座、獪岳との戦いが待ち受けており、戦いが始まった者、無限城内で鬼舞辻無惨を探す者、無限城内を調査する者など鬼殺隊もバラバラに分かれて最後の時に向かっていく。
鬼舞辻無惨との最終決戦を前に、勝敗の結果は如何に…。
レビュー 18件
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83%
~4
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〜3
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〜1
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2025.8.25
落書きちゃん/10代/無回答
0
親と見るの気まずい 怖い 悪役がいい
ひとりで見る時はなぜか怖いから見れないしそれに親と行くとなぜか恥ずかしい
面白い 映画館で見るのがおすすめ 感動
この感動を是非、映画館で直接味わってほしいです。
それくらい、よかったです!
観賞後は涙が止まらず、しばらく映画館で余韻を味わっていました。
アニメシリーズも併せて見れば、ますます面白さを感じられることでしょう。

2025.8.19
す/60代以上/無回答
0
涙なしには見られない
『鬼滅の刃』無限城編は、これまでの物語の集大成であり、観る者の心を徹底的に揺さぶります。仲間たちがそれぞれの宿命と誇りを背負い、死力を尽くして立ち向かう姿は、単なるアクションシーンの連続ではなく、一人ひとりの人生の最期の輝きが刻まれているようでした。
特に、柱たちが命を削りながら戦う場面は、「これ以上見続けるのが辛い」と思うほど壮絶でありながら、それでも目を逸らせないほど美しいものでした。技が放たれるたび、血が流れるたびに、「もう、これ以上大切な人を失いたくない」という気持ちと、「ここまでやり抜くしかない」という覚悟が同時に胸に迫ります。
涙なしには見られないのは、ただ悲しいからではありません。仲間への想い、家族への誓い、自らの信念に殉じる姿が、観ている私たち自身の心をえぐり、同時に勇気を与えてくれるからです。キャラクターたちが最後に見せる笑顔や言葉の一つひとつが、作品の重さと温かさを象徴しています。
「もう、これで最後なんだ」という切なさと、「ここまで共に歩んできた」という満足感。その相反する感情に押し潰されながらも、観終えた後には不思議と前を向ける力をもらえる。無限城編はまさに、涙を通して魂を震わせる究極の物語でした。
涙なしには見られない 映像が綺麗
真剣にアニメを観ていたわけではないけれど、子供と一緒に観に行ってきた。まず無限城!無限!2Dの映画館で観ましたが、4DXで観たかったーーー!!!2Dでも迷い込んだ感がすごかった。
無限列車を観ていたので、猗窩座には少々面識が。いつも鬼がなぜ鬼になったかの話で涙してしまうが、これももれなく子供たちより先に号泣。
とにかくスクリーンでの映像美だけでも楽しめます!
面白い 映画館で見るのがおすすめ 映像が綺麗
アニメ映画のなかでも、群を抜いて美しい映像と、迫力満点の戦闘シーン。音楽もより作品を引き立てていて、原作以上の感動を味わいました。
前向きになれる 心温まる 涙なしには見られない
本作では重要となる柱の活躍や別れなど涙なしには見ることができない。主人公が大きく成長する回にもなっており、鬼たちの過去も明らかになる。何よりも迫力あるバトルシーンがみどころ満載です。日本刀を使ったかっこよい技が繰り返し演出され、ハラハラが止まりません。漫画から読んでいる方でも映像でみるとその時の感動が蘇ります。必ず見るべき全世代に愛されるアニメです。
映画館で見るのがおすすめ 映像が綺麗
映像がとても綺麗でした。
ぜひ映画館で見てほしいです。
終始涙が止まりませんでした。
長めの映画ですがあっという間に終わってしまいました。

2025.8.5
あかざサイコー/50代/女性
0
面白い 涙なしには見られない 映像が綺麗
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
とてもとても楽しめた。しのぶの活躍が思ったより少なかったのが残念だった。あかざの過去が悲しかった。あかざは道具を使わず素手で闘うところが強さを表していて個人的に好きだ。どうまがまだ生きているのが気になる。上映時間が3時間で少し長く感じた。次章が楽しみ。
キャスト
【出演】
竈門炭治郎[花江夏樹] 竈門禰豆子[鬼頭明里] 我妻善逸[下野紘] 嘴平伊之助[松岡禎丞] 栗花落カナヲ[上田麗奈] 不死川玄弥[岡本信彦] 冨岡義勇[櫻井孝宏] 宇髄天元[小西克幸] 時透無一郎[河西健吾] 胡蝶しのぶ[早見沙織] 甘露寺蜜璃[花澤香菜] 伊黒小芭内[鈴村健一] 不死川実弥[関 智一] 悲鳴嶼行冥[杉田智和]
【スタッフ】
原作[吾峠呼世晴] 監督[外崎春雄] キャラクターデザイン/総作画監督[松島 晃] アニメーション制作[ufotable]
予告動画
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