15歳のA子は同級生・シュンの絵に魅了され、自我が芽生え始める思春期、彼に陶酔していく。だが、17歳になると、シュンは変わってしまっていた。過去に取り残された自分と、大人になっていくシュンの間でA子は他人に対する劣等感や嫌悪感を抱くように…。

「セヴンティーン」は、17歳の少女が過去の自分と葛藤しながら成長する姿を描いた作品です。15歳の頃、同級生の絵に魅了され、彼に陶酔していた少女。しかし、17歳になった彼女は、あの頃とは変わってしまった彼に対して苦悩します。この作品は、東学祭コンペティション部門で入選を果たし、その評価の高さを証明しています。少女の心情の変化と彼女が抱える苦しみを繊細に描き出しており、観る者の心に深く響きます。