炎の舞

水産学校を卒業した拓治は、山の奥に住む平家の落人村の娘・きよのと結婚。しかし、2人の新婚生活は、戦争のために中断を余儀なくされた。戦地で負傷して送還されてきた拓治は、右足切断の危機に見舞われる。きよのの看護で奇蹟的に回復するが…。

「炎の舞」は、太平洋戦争下の時代背景を持つ作品で、若い男女の愛と悲しい結末を描いています。山口百恵と三浦友和のコンビによる文芸シリーズの第9作目で、アイドル映画を多く手掛けた河崎義祐監督のもと、山口百恵が狂信的な愛を貫く女性を見事に演じています。この作品は、戦争という過酷な状況下でも揺るぎない愛を描き出し、観る者の心に深く刻まれるでしょう。