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検索キーワード:「吉野耕平」
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あらすじ
冷たく深い北の海を、モーツァルトを響かせながら潜航する〈やまと〉。 〈大〉いなる平〈和〉と名づけられた原子力潜水艦は、 米第7艦隊を東京湾海戦で圧倒し、ニューヨークへ針路をとった。 アメリカとロシアの国境線であるベーリング海峡にさしかかったとき、背後に迫る一隻の潜水艦…… 「核テロリスト〈やまと〉を撃沈せよ――」 それは、ベネット大統領が送り込んだ、 〈やまと〉の性能をはるかに上回るアメリカの最新鋭原潜であった。 時を同じくして、日本では衆議院解散総選挙が行われる。 〈やまと〉支持を表明する竹上首相は、残るも沈むも〈やまと〉と運命を共にすることとなる。 海江田四郎は、この航海最大の難局を制することができるのか。 オーロラの下、流氷が浮かぶ北極海で、戦いの幕が切って落とされる――
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あらすじ
日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し沈没した。艦長の海江田四郎を含む全76名が死亡との報道に衝撃が走る。だが実は、乗員は無事生存していた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜〈シーバット〉に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。米艦隊所属となったシーバット、その艦長に任命されたのが海自一の操艦を誇る海江田であった。ところが、海江田はシーバットに核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界へ宣言した――。やまとを核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。アメリカより先にやまとを捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦〈たつなみ〉。その艦長である深町は、過去の海難事故により海江田に並々ならぬ想いを抱いていた……。
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ジャンル:サスペンス,ミステリー制作国:日本
あらすじ
小学生の頃に交通事故に遭ったことがきっかけで、“僕”の中に7人の人格が生まれた。その人格たちは日替わりで現れ、お互いを“曜日”で呼び合っている。部屋も7つのスペースに分けられていて、服も別々の物を着る。ある日目覚めた火曜日は月曜日への愚痴をこぼしつつ家事をこなす。火曜日は病院通いを続ける真面目な性格の持ち主で、日々の生活に不満を持っていた。ある日火曜日が再び目を覚ますと、いつもの1日とはちがうことに気付く。その日は水曜日だったのだ。ごみを出し、念願の図書館へ向かった火曜日は、今朝偶然出会った女性が働いていることに気付く。