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検索キーワード:「是枝裕和」
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あらすじ
借金まみれの男、サンヒョンは釜山でクリーニング店を営んでいた。彼は「赤ちゃんポスト」がある施設で働くドンスとある裏稼業に取り組んでいた。ある大雨の夜、ソヨンという若い女がポストの前に赤ん坊を置き去りにした。それを確認したサンヒョンとドンスは赤ん坊を連れ去った…。そう、彼らの裏の顔は「ベイビー・ブローカー」だったのだ。翌日、ソヨンは戻ってきたが、赤ん坊がいないことに気づき警察に届けようとする。それを2人は嘘をつき慌てて止める。一つの嘘から共に新しい家族探しの旅に出ることになったソヨンと2人。彼らの、不思議で特別な旅が今始まる。
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あらすじ
映画監督として活躍する是枝裕和のある夏を、20年来の友人である海南友子監督が記録する。『海街diary』の公式上映で訪れたカンヌ、社会へのまなざしを語る沖縄、そして、小津安二郎が愛した海辺の宿。3つの海辺の町での映画の旅立ちと始まりが綴られる。
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あらすじ
世界的アーティストの代表的なポートレートやアルバムジャケットを数多く手がけてきた日本人写真家・鋤田正義。半世紀以上も第一線で活躍する鋤田が写真への情熱を語り、錚々たるアーティストたちが貴重な撮影秘話を披露し、その人柄や創作活動に迫ってゆく。
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ジャンル:アイドル,映画,ドラマ制作国:日本
あらすじ
両親の離婚により、鹿児島と福岡に離れて暮らす兄・航一と弟の龍之介。「九州新幹線開業の朝に南下する新幹線と北上する新幹線の一番列車がすれ違う瞬間、奇跡が起きる」と聞いた航一は、小学校の友達と弟を誘ってある計画をたてるのだが…。
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あらすじ
独自の感性と唯一無二の存在感を放つCocco。沖縄の米軍基地移設予定の海に現れたジュゴンに喚起された彼女は、「ジュゴンの見える丘」を発表した。そんな折、核再生処理施設のある青森県・六ケ所村に暮らすファンから手紙が届き、Coccoは北へ向かう。
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あらすじ
祖母が、そして夫が突然死へと旅立った。愛する人を次々と失った記憶と引きとめることができなかった悔恨を胸に秘め、ゆみ子は奥能登に嫁ぎ、新しい家族に囲まれて平穏な日々を送るがー。ゆみ子が12歳の時、祖母が失踪した。ゆみ子は自分の祖母を引き止められなかったことを深く悔いている。25歳になって、その祖母の生まれ変わりのように登場した郁夫と結婚したが、その時のことが、夢になって今もゆみ子を苦しめている。息子の勇一も生まれ、幸せな日々を送るある日、郁夫は自転車の鍵だけを残して自殺する。祖母、そして郁夫、大事な人々を次々と見送ってしまったゆみ子。5年後、ゆみ子は日本海に面する奥能登の小さな村に住む民雄と再婚する。先妻に先立たれた民雄には、娘の友子がいた。春が過ぎ夏が来て、勇一と友子は仲良くなじみ、ゆみ子にも平穏な日々が続いている。だが半年後、弟の結婚式のために里帰りしたゆみ子は、再びいやおうなく郁夫への思いにとりつかれる。冬のある朝、漁師のとめのがゆみ子に蟹をとってくると約束して舟を出した。静かだった海は次第に荒れてきて、夜になってもとめのは戻ってこない。ゆみ子の心は凍てつく。また自分は人を死へと見送ってしまった。やがて、とめのは無事戻るが、ゆみ子の心は晴れない。郁夫の思い出である自転車の鍵を、民雄に見咎められたことをきっかけについにゆみ子は家を出る。折から、葬列の鈴がゆみ子を死へといざなう。海辺の岩場で燃える柩の火をみつめ、たたずむゆみ子。追ってきた民雄も静かにゆみ子の後ろ姿をみつめている。やがて、ゆみ子は初めて民雄に打ち明ける。「なぜ、郁夫が自殺してしまったのか、未だにわからないのだ」と。「漁師だったオヤジが言ってた。海に誘われるのだ。沖の方にきれいな光が見えて自分を誘うんだって」民雄は言った。「誰にもそんな瞬間がある」再び春が来て、今やっと新しい家族が生まれようとしている。