F1/エフワン

映画「F1」はハリウッドのトップスター、ブラッド・ピットが白いサーキットウェアに身を包み、スクリーンに登場。
年齢を感じさせない圧倒的な存在感とともに、サーキットを爆走する姿は、まさに男前度満載。
「トップガン マーヴェリック」を手がけた名匠の映像はリアルかつダイナミックで、F1という極限のスピードがぶつかり合う世界を描き出します。
F1レースに挑むかつて天才と呼ばれたF1レーサー・ソニーやレーサーたちの熱い戦いを描くハリウッドのエンタテインメント大作。
面白いです。
アドレナリン出ます。
ジョセフ・コシンスキー監督が監督した作品では、「トップガン マーヴェリック」や、「トロン:レガシー」が凄く好きなんです。
それに、「オンリー・ザ・ブレイブ」や「オブリビオン」もよく出来た作品だと思います。
なので、ちょっと贔屓目に見ているところもありますが、エンタメ作品とはきっちりちゃんと面白いです。
ノリ的には「トップガン マーヴェリック」な感じもあります。
レースシーンはど迫力です。
スピード感も半端ないです。
手に汗も握ります。
そして、やはりF1のあのエンジン音。
好きな人はこれだけで痺れます。
エンジン音を聞いているだけで満足出来るんじゃないでしょうか。
そして、オイルの匂いや排気の匂いもしてくるんですよね。
アスファルトの熱も感じます。
臨場感はバッチリです。
トム・クルーズがトニー・スコット監督で撮った「トップガン」の後、同じくトニー・スコット監督で撮ったカーレースをテーマにした「デイズ・オブ・サンダー」の展開に近いですかね。
「トップガン」と「デイズ・オブ・サンダー」は、監督も同じで、「トップガン」のカーレース版を狙ったということもあり、プロットがほぼ同じでした。
今作もどうしても同じジョセフ・コシンスキー監督作ということもあり「トップガン マーヴェリック」と比べられると思いますが、まあそこは目新しさはありませんが、ちゃんと振り切れています。
今作は、「ベテランのドライバーが新進気鋭で出てきた若手レーサーをサポートするために現場に復帰」というプロットは、2001年のシルヴェスター・スタローン出演作「ドリヴン」とかなり似ていますね。
なので、プロットや脚本的には、まあ、こんなもんでしょうな感じがします。
展開も王道のザ・ハリウッド映画!ですね。。
ベタではりますが、ちゃんときっちり爽快感はあります。
この手の映画はこれくらいベタでないといけません。
ドラマ部分にあまり厚みをつけたり、物語をこねくり回すと、複雑になって肝心のF1がボヤけるんですよね、
あんまり物語や展開に凝りすぎてもややこしくなるだけですから、これくらいバクっとわかりやすくしていたた方が観やすいです。
音楽は巨匠ハンス・ジマー。
さすがの旋律です。
ハンス・ジマーっぽい音楽を聴くだけで、大作感を感じます。
それにオープニングのタイトルが入るところ、めっちゃ格好いいです。
あのロゴもいい。
とにかく、ブラッド・ピット、ジョセフ・コシンスキー監督や製作のジェリー・ブラッカイマー、音楽のハンス・ジマーなどの大物の名前が並んでいるだけで、ハリウッドのエンターテイメント大作という感じがします。
今作の特記すべき点は、物語がオリジナルであることです。
このくらい予算をかけた大作で、シリーズものや原作もの以外のオリジナル作品というのは久しぶりな感じがします。
なんか、80年代や90年代のハリウッド大作エンタメ作品がたくさん作られた時代を思いださせますね。
ジョセフ・コシンスキー監督作では、2010年の「トロン: レガシー」が、製作費1億7,000万ドルで、全世界で約4億ドル、日本で約21億2,000万円。
2013年の「オブリビオン」は、製作費1億3,000万ドルで、全世界で約2億8,600ドル、北米で約8,910万ドル、日本で約13億1,000万円。
2017年の「オンリー・ザ・ブレイブ」が、製作費3,800万ドルで、全世界で約2,575万ドル、北米で約1,8340万ドル、日本で約1億4,000万ドル。
2022年の「トップガン マーヴェリック」が、製作費1億7,000万ドルで、全世界で約15億ドル、北米で約7億1,800万ドル、日本で約137億7,000万ドル。
という感じです。
ブラピ主演ということもあり、低迷な洋画にしてはそこそこ日本でもヒットしました。
今作は、全世界で約6億1,000万ドル、北米では約1億9,000万ドル、日本では約20億8,000万円。
これは日本の洋画業界的にも少しホッとしたところではないでしょうか。
【書いた人】
映画大好きroninです。
年間、劇場など新作を350本前後、その他配信などで約700本以上の映画を観ています。
ラジオドラマを数本、映画のシナリオや企画も執筆しています。
たまに映画のトークイベントやラジオにも出演。
映画検定2級。
アメブロで映画のブログやってます!
https://ameblo.jp/roninfilms/
制作国 | アメリカ |
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作品カテゴリー | 映画 |
公開日 | 2025年6月27日 |
作品ジャンル | アクション |
公式サイト | 公式サイトへ移動する |
あらすじ
ブラッド・ピット演じる主人公は、かつて世界を魅了した伝説のF1レーサー。
長年の沈黙を破り、彼は弱小チームのドライバーとしてサーキットに戻ってきた。
常識はずれで強引な彼のふるまいにチームメンバーは反発を覚えるが、次第に彼の圧倒的な才能に魅了され彼のペースに引き込まれていく。
過去の因縁とプライドが交錯する中、宿敵との戦いは激しさを増していく。
彼は幾度もの困難を乗り越え、再び栄光の表彰台を目指し、極限のレースに挑む。
レビュー 6件
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~5
33%
~4
67%
〜3
0%
〜2
0%
〜1
0%
映画館で観ると没入感がすごかったです!自分が運転してるような感覚になりました。レースもめちゃくちゃ興奮しました。日本の鈴鹿サーキットも出てきて、レース観に行ってみたくなりました。
面白い
音の良い映画館で見ることをオススメします!内容はシンプルでトップガンマーヴェリックと同じような感じ(こちらも音が良かった)トム・クルーズとブラッド・ピットは似たような印象があるのでマーヴェリックのヒットに寄せてきたのかな?と思いました。
特に前半のドライバー目線での迫力ある映像が良かったです(できれば後半でも多用して欲しかった)。この作品を楽しく観た後、TVでGTレースの番組を観て気付いた事があります。セーフティカーの事などいつもよりすんなり入ってきた事から、この映画は素人にもとても分かりやすく作られていると思いました。ブラッド・ピットのイケオジ感もとっても魅力的でした。

2025.6.30
タケちゃん/60以上代/男性
0
面白い 映画館で見るのがおすすめ 音楽がいい
このレビューはネタバレを含みますこのレビューはネタバレを含みます
ブラッド・ピットがチームを引っ張って世界一になる醍醐味は最高でした。最後は感涙でした。レースに勝つにはチームワークが一番と知りました。

2025.6.30
蓮々/60以上代/女性
0
ブラピには余り興味がなくて、F1の方に興味があり観ました。しかし、久しぶりに見るプラピ演技はこの作品にピッタリとハマっていめ、とても良かったです。ストーリーもレースの事を知らなくても面白かったです。

2025.6.30
きあとも/60以上代/男性
0
心温まる 映画館で見るのがおすすめ 映像が綺麗
私は、F1が開催される度にをYouTubeで映像を確認している。この映画を見てまさしくF1そのもの、その素晴らしい出来栄えに感動しています。
キャスト
【出演】
ソニー[ブラッド・ピット] ジョシュア[ダムソン・イドリス] ケイト[ケリー・コンドン] ルーベン[ハビエル・バルデム] トビアス・メンジーズ[キム・ボドゥニア]
【スタッフ】
監督[ジョセフ・コシンスキー] プロデューサー[ジェリー・ブラッカイマー] 脚本[アーレン・クルーガー] 配給[ワーナー・ブラザース映画]
予告動画
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