映画「ユニバーサル・ランゲージ」は、ペルシャ語とフランス語を公用語とする設定の架空の街カナダ・ウィニペグを舞台にしたファンタジー映画です。この映画の主要なテーマの一つは「人に優しくすること」と監督であるマシュー・ランキンは語っています。第77回カンヌ国際映画祭で監督週間部門としては史上初の観客賞を受賞し、オスカー国際長編映画賞のカナダ代表にも選出された話題作です。

アニメ「キミと越えて恋になる」は柚樹ちひろの同名漫画を原作としたラブストーリーアニメです。高校生の女の子と同級生である獣人との恋愛という、一見変わった異色のラブストーリーと思いがちですが、種族が違うという高すぎる壁の存在が、かえってこの恋愛ストーリーを王道で尊いものに導いています。純粋な恋愛モノとして楽しめる作品です。

映画「惑星ラブソング」は広島を舞台に、ある歌が引き起こす不思議な出来事を描いたファンタジードラマです。謎のアメリカ人観光客、彼を案内する若い男女、そして夢の中で戦時中の少女と出会う少年が現在と過去が交錯しながら、ひとつの物語へと展開していきます。戦争を直接描かずに「平和とは何か」を静かに問いかける、心に残る意欲作。

映画「ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン」は、人気アメリカンコミック「ヘルボーイ」シリーズの中でも屈指の人気を誇るエピソード「捻じくれた男」を原作としたアクションホラーです。原作者であるマイク・ミニョーラ自身も脚本に参加し、「アドレナリン」シリーズなどのブライアン・テイラーが監督を務めています。原作の世界観をそのままに、シリーズ史上最もダークなヘルボーイが誕生しました。

ドラマ「影美女」は、ウェブ漫画が原作の韓国ドラマです。リアルとSNSで全く異なる生活を送る女子高生の姿を通して、現代社会における自己アイデンティティの問題を描いています。いじめられっ子からSNS女神まで、主人公の二面性をシム・ダルギが見事に演じきりました。青春期特有の友情や恋愛の機微を繊細に表現し、デジタル時代の若者が直面する課題に迫ります。

ドラマ「ゴンゾウ～伝説の刑事」は、「相棒」のスタッフが手掛けた新感覚の刑事ドラマです。内野聖陽演じる主人公は、能力はあるのに働かない警官という独特のキャラクター。心に深い傷を負った刑事が再生していく過程を描いています。共演には筒井道隆、本仮屋ユイカ、高橋一生らが名を連ね、重厚な人間ドラマが展開されました。2008年7月から9月までテレビ朝日系で放送されました。

映画「生きがい IKIGAI」は、地震・豪雨などの災害に見舞われた能登半島を舞台に、孤独な男が生きがいを取り戻す物語です。企画・脚本・監督を、実際にボランティア活動を行った演出家の宮本亜門が、北陸能登半島復興映画として手掛けました。石川県出身の鹿賀丈史が主演、共演は常盤貴子ほかです。

映画「マーヴィーラン 伝説の勇者」は、アクション・コメディ要素を盛り込んだインド映画です。「もしも、自らが描くマンガのヒーローになり、巨悪との対決を余儀なくされたらー!?」という設定の下で、繰り広げられる最強のエンターテインメント。主人公の弱気な漫画家サティヤを演じるのは、タミル語映画界で活躍するインドの俳優シヴァカールティケーヤンです。

映画「平坦な戦場で」は、ごく普通に恋人と日常を過ごしていた高校生が思わぬ形で性的搾取と遭遇していくことを通して、属性への偏見や経済格差などによってもたらされる、孤独や苦悩を描いた社会派作品です。「遠上恵未(24)」でぴあフィルムフェスティバルPFFアワードに入選した遠上恵未が、初の長編監督作としてメガホンを取っています。

映画「DROP／ドロップ」は、スマホに届くドロップメッセージにより脅迫され、追い詰められていくサスペンススリラー映画です。監督は、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドン。メガヒット映画を連発するマイケル・ベイと低予算ホラー映画を手掛けるジェイソン・ブラムがプロデューサーとし参加し、全米でも話題になった作品です。

映画「BAD GENIUS バッド・ジーニアス」は、タイで大ヒットした実話に基づく「バッド・ジーニアス　危険な天才たち」のハリウッドリメイク版です。中国で実際に起こった集団カンニングがモチーフになっています。「コーダ あいのうた」のスタッフ陣が集結し、オリジナルとは違った結末となっています。

アニメ「異世界マンチキン ―HP1のままで最強最速ダンジョン攻略―」は原作・志瑞祐、漫画・青桐良の人気漫画を原作とする異世界転生アニメです。ルールの穴をついたり相手の弱点を見極めたりと、正々堂々とした勝負よりも緻密な頭脳戦を繰り広げるのが本作の特徴といえます。頭を使うバトルが好きな人には特におすすめです。