映画「ブレット・トレイン」は、伊坂幸太郎原作の殺し屋シリーズ「マリアビートル」をハリウッドで映画化した作品です。2022年公開、主演はブラット・ピットです。世界一運の悪い殺し屋である主人公が、簡単な仕事のために乗った列車で、大変な目に遭ってしまうストーリー。豪華な共演陣や派手なアクションなど安定感抜群の作品です。主演のブラット・ピットのカッコよさも際立っています。

アニメ「異世界おじさん」は、異世界から帰還した魔法が使えるおじさんと、そのおじさんを利用して動画配信で儲けようとたくらむ甥のたかふみによる新感覚の異世界コメディ作品。異世界おじさんの口から語られる異世界での壮大な冒険話にはついつい惹き込まれてしまいます。ギャグとシリアスが交錯する話の展開はまさに今までになかった新感覚です。

映画「461個のおべんとう」は、実話を基にした心温まる映画です。主演は、井ノ原快彦（V6）と、道枝駿佑（なにわ男子）。一浪し高校に入学した虹輝。父親の一樹は息子に、3年間毎日お弁当を作るから、3年間休まず学校に通うようにと伝えました。離婚した両親、お弁当がきっかけで仲良くなった友達、一つ学年が上になった好きな人。日常の中にある小さな成長や葛藤、まるでドキュメンタリーを見ているかのようなリアルさで、父子の関係性が丁寧に描かれている作品です。

映画「破戒」は、被差別部落出身の青年教師の苦悩を描いた島崎藤村の名作を60年ぶりに映画化した作品です。映像が美しいのはもちろん、セットや衣装に音楽と演出も際立っていて当時にタイムスリップできます。また教育・差別・結婚など自由に選べない時代と現代の自由に選べる環境を比較しどちらが良いのだろうと色々と考えさせられます。素晴らしき日本文学を再認識するとともに、今だからこそ観る価値のある作品です。

ドラマ「ちむどんどん」は、沖縄で生まれ育った四人兄妹の次女が、故郷から遠く離れた地で郷土料理のお店を開き奮闘する物語。NHKの連続テレビ小説シリーズの第106作目です。四人兄妹の、時に心が離れてしまうことはあっても、必ずどこかで繋がっているという絆に感動します。孤独を感じる人が多い現代に、「故郷への思い」や「家族の絆」という大切なものを思い出させてくれる作品です。たくさん出てくる沖縄料理も必見。

映画「ひらいて」は、芥川賞作家、綿矢りさの小説を映画化した作品です。物静かな同級生たとえに想いを寄せる、人気者の主人公の愛。しかし、たとえは別のクラスメイトと付き合っており、愛はそれを知って感情的になり、傷ついて徐々に壊れていってしまいます。若さゆえの抑えきれない愛の必死な想いと、高校生の三角関係が描かれた恋愛物語です。

映画「明け方の若者たち」は、学生から社会人になって青春を振り返る、そんな瞬間に見て欲しい作品です。出会いと別れを繰り返して生きていく面白さと、理想と現実の落差の表現などをリアルにまとめています。仲間と遊び、恋をして過ごし明け方に街を歩いて物悲しい気持ちになるシーンなどが見どころで、一瞬しかない「青春」の大切さを伝えてくれる作品です。

映画「私のオオカミ少年」は、韓国で700万人を動員した胸キュンロマンス映画。病弱で心を閉ざした少女と、狼の目つきをしたピュアで謎めいた少年の甘く切ない運命とは。少年の隠された危険な本性とは何なのか、まるで童話のような世界観に心の奥がジンとする作品です。シンドロームを巻き起こすほど大絶賛の、ソンジュンギの演技は必見です。

ドラマ「シークレット ハウス 恋の相手はトップスター！？」は、韓国で大人気を博したドラマ「フルハウス」の中国版です。付きまとうマスコミやファンから逃れたいトップスターと、作曲家志望の平凡な女の子の利害が一致し、偽装結婚。突然の同居生活が始まります。二人の恋愛模様を描く、胸キュンたっぷりのラブコメディです。ヒロインのヤン。チュオユエの演技と美しさにも注目です。

ドラマ「ボスを守れ」は、わがままで不良な御曹司と元女番長の秘書が繰り広げる痛快なロマンチックコメディドラマです。韓国のDNグループの御曹司チャ・ジホンは、本部長とは名ばかりの大問題児。そこへ、三流大学出身で就職難民のノ・ウンソルが専属秘書として採用され、正社員になるべく、持ち前の明るさでジホンの更生に奮闘していきます。チソンが演じるジホンのイケメンダメ男ぶりが最高です。

ドラマ「個人の趣向」は、韓国のトップスター、イ・ミンホとソン・イェジンが共演してヒット作となった王道ラブコメディです。最悪な第一印象の出会いから始まる2人でしたが、徐々に距離を縮めていきます。韓国ドラマによくある、悪女も登場します。ガサツなヒロインが、この出会いをきっかけに変わっていく様子が楽しめる作品です。