ドラマ「赤い運命」は山口百恵主演の「赤いシリーズ」第3弾として1976年に制作された大映テレビのサスペンスドラマです。宇津井健、三國連太郎、秋野暢子らが共演し、伊勢湾台風による悲劇から始まる家族の物語を描いています。取り違えられた娘たちの運命と、記憶を失った母親をめぐる愛憎劇が28話にわたって展開されました。山口百恵はこの演技が評価され、第9回テレビ大賞優秀個人賞を受賞しています。

映画「悪の教典」は、貴志祐介のベストセラー小説を原作とし、三池崇史監督が映画化した2012年の日本映画です。伊藤英明が初の悪役として、サイコパスの高校教師・蓮実聖司を熱演しています。二階堂ふみや染谷将太など注目の若手俳優も多数出演。理想の教師像の裏に潜む狂気を描いた本作は、過激な描写も多く、公開当時は賛否両論を呼んだ話題作でした。

韓国ドラマ「ラブセキュリティ」は、アイドルガールグループ・LABOUMのユジョンが自身と同名の役で主演するラブストーリーです。ハッキング事件の被害者となった彼女が、犯人捜しのために結成したチームとの奮闘を描いています。スリリングな事件解決の過程で芽生える恋の行方と犯人の正体が視聴者を引き込みます。全9話にわたって展開される青春ドラマとして、2017年に韓国で制作されました。

ドラマ「純愛ディソナンス」は、教師と生徒の禁断の関係から始まる純愛を軸に展開する物語です。中島裕翔演じる音楽教師と吉川愛演じる女子高生の関係が、5年後に再会することで新たな局面を迎えます。タブーと背中合わせの感情が生み出す「ディソナンス（不協和音）」が、次第に周囲を巻き込んでいきます。純愛とドロドロの要素が絶妙に組み合わさった、令和ならではの新時代エンターテインメント作品といえるでしょう。

ドラマ「ママはアイドル」は、国民的アイドル中山美穂が自身を演じる奇想天外なホームコメディです。後藤久美子演じる反抗的な娘との確執や、三田村邦彦扮する夫との新婚生活の様子が描かれています。実際の美穂のコンサート映像や日常が作品に取り込まれた演出も特徴的です。永瀬正敏の初レギュラードラマとしても注目された本作は、1987年にTBSで制作された全10話の人気作品となりました。

ドラマ「名前をなくした女神」は、小学校受験を軸に繰り広げられる5人のママ友の葛藤と成長を描いた社会派ドラマです。杏演じる秋山侑子を中心に、尾野真千子、倉科カナ、りょう、木村佳乃らが演じる個性豊かなママたちが形成する複雑な人間関係が見どころとなっています。女性同士の友情と対立、そして母親としての強さと弱さが交錯する「ママ友地獄」の世界を鮮明に映し出しました。

ドラマ「カーネーション」は、コシノ三姉妹の母、小篠綾子の生涯をモデルにした連続テレビ小説です。主人公の小原糸子を尾野真千子が、晩年を夏木マリが演じています。 洋服に情熱を燃やし、激動の時代を生き抜いた女性の波乱万丈な一代記です。ミシン一つで人生を切り開くパワフルな姿が、感動を呼びます。

ドラマ「赤い絆」は大映テレビ制作のサスペンスドラマ「赤いシリーズ」の第6弾作品です。山口百恵と国広富之が主演を務め、血縁という「赤い絆」を軸にストーリーが展開します。全28話からなり、1977年に制作されました。赤いシリーズの中でも最も高い平均視聴率29.5％を記録した人気作となっています。佐々木守が脚本を担当し、富本壮吉、降旗康男が監督を務めた作品です。

映画「竜とそばかすの姫」は、細田守監督のオリジナル長編映画で、現実世界と仮想世界の2つの世界を舞台に描かれています。物語は、歌声が世界を変えていくという独特な設定で進行します。近未来感あふれるインターネット世界の描写が特徴的で、細田監督作品...

アニメ映画「時をかける少女」は、筒井康隆の小説を原案とし、細田守監督が新たな物語としてアニメ映画化しました。主人公の女子高生・紺野真琴が、タイムリープ能力を手にし、過去を書き換える中で恋や友情、そしてかけがえのない時間の大切さに気づいていく様を描いた作品です。瑞々しいタッチで描かれた感動のストーリーは必見です。

アニメ「未来のミライ」は、細田守監督とスタジオ地図が贈る長編アニメ映画です。4歳の男の子くんちゃんが、未来から来た妹ミライちゃんと時を超えた冒険を繰り広げます。家族の歴史を辿りながら成長していく姿を、日常と幻想が交錯する映像美で描き、アカデミー賞長編アニメーション映画賞にもノミネートされました。