映画「ハケンアニメ！」は。日本のアニメ業界を舞台にした人気小説を吉岡里帆主演で実写化した作品。アニメへの情熱が伝わってくる、とても本気度の高い作品です。劇中のアニメのクオリティが本当に高く、それを見るだけでも価値がありますが、アニメファンのみならず、アニメ業界の裏側や仕事の意義など、別視点に興味がある人にもおすすめしたい奥深い映画です。エンディングのあとまでお楽しみは続くので、最後の最後まで要チェックです。

映画「ベイビーティース」は、病気を患う16歳のミラと孤独な青年モーゼスの恋の物語。両親に付き合いを猛反対されても、どんどんモーゼスに惹かれていくミラ。病が体を蝕んでいき、両親の心配は膨らみます。それでもミラは恋に夢中に。両親とミラ、そしてモーゼスの感情が入り乱れ人間の不完全さも描かれた作品です。

映画「シャッターアイランド」は、不可思議な事件が起きた離島が舞台の作品です。連邦保安官役で主演のレオナルドディカプリオが、女性患者の失踪を解決するため、様々な謎を解いていく本格ミステリー。捜査が困難を極める中、謎の真相を確かめたくなるようなトリッキーな仕掛けは巧妙で、何度観ても面白味があり魅力的です。辿り着いた衝撃のラストは見逃せません。

映画「子供はわかってあげない」は、上白石萌歌が主演を務める青春ドラマです。普通でいる事を嫌い、普通じゃない事を目指して葛藤してきた主人公。過去をなぞり今の自分になり得るための分岐までを回想とともにめぐります。センチメンタルな恋と等身大の心情を描いたストーリーに心を動かされる作品です。90年代を完璧に再現し、演出や構想まで丁寧に作り込まれている部分が見どころです。

アニメ「東京ゴッドファーザーズ」は世界的に評価された映像作家・今敏監督の作品です。舞台は新宿、聖なる夜に、ゴミ捨て場に幼い子供が捨てられていたところを3人のホームレスが見つけます。親の元に返そうと奮闘しますが、さまざまな騒動に巻き込まれていきます。家族をテーマにストーリーが進んでいき、自らの価値を考え人生に向き合っていく過程が物語の見どころであり、等身大の人間模様を描いた心温まる作品です。

ドラマ「優雅な一族」は、母を殺されてしまったヒロインのソッキと、服役中の母の無実を晴らすために弁護士になった優しい男ユンドの物語。母を殺した犯人を探して財閥の闇を追い紐解いていく、ミステリー要素と2人の恋愛模様が描かれた韓国ドラマです。ヒロインは「私のIDはカンナム美人」で主演を務めたイム・スヒャンが演じます。

映画「Arc アーク」は、芳根京子主演、2021年公開の映画。不老不死の技術が当たり前の世の中になったら、自分はそれを望むのか？死生観という深く難しいテーマのSF作品です。生きるとは、死ぬとは何か、まるで1人1人に問い掛けているようなメッセージ性のある展開は、観た人に余韻を残します。「人生とは」の様な哲学的テーマが好きな方には、特におすすめの映画です。

アニメ「うたわれるもの 二人の白皇」は、亡き親友の意思と仮面を引き継いだ主人公が、アンジュの帝位を奪還するためにエンナカムイ勢を率いて奮闘するストーリー。ゲーム「うたわれるもの」シリーズ三部作の最終作をアニメ化したものです。壮大なストーリーと、複雑に絡み合う人間関係はハマると抜け出せない面白さです。登場人物たちそれぞれの個性も光っています。

映画「僕等がいた 前篇」は、生田斗真、吉高由里子主演で2002年に公開された人気少女漫画の実写映画の前編です。北海道、釧路の高校で七美と矢野は出会い、お互いに心惹かれていきますが、矢野には元恋人と死別した過去があり、二人を葛藤させていきます。原作の世界観が丹念に描かれており、甘酸っぱい青春が詰め込まれた映画です。

映画「今夜、世界からこの恋が消えても」は、なにわ男子の道枝駿佑が映画初主演を務めた記憶にまつわるラブストーリー。原作は一条岬の恋愛小説です。記憶喪失という設定自体はよく聞くものですが、本作はとにかく透き通るような世界観が魅力です。登場人物それぞれの心情も丁寧に表現していて最後までダレることなく見ることができます。心をリフレッシュしたい人にはぜひ見てほしい作品です。

映画「小説の神様 君としか描けない物語」は、相沢沙呼の人気小説を実写化した青春映画です。佐藤大樹（EXILE/FANTASTICS）と橋本環奈のW主演作。何かを創り出すことと真面目に向き合う辛さや苦しさを描いた内容で、恋愛モノをイメージして見るとずれてしまうかもしれません。仕事や人間関係で悩むときなどに見ると解決のヒントになるかもしれない熱い作品です。

映画「X エックス」はアメリカのホラー映画です。主演はミア・ゴス。次々に殺人が起こるグロさとポルノを題材に扱うエロさが混ざったエログロ系の内容になっています。刺激が強く、見る人を選ぶ作品かもしれませんが決して退屈はしない映画です。また本作の見どころはなんといってもミア・ゴスの一人二役の熱演です。とても同一人物とは思えないその役のふり幅に驚かされます。