1人の女性が100万円貯まるごとに別の土地へ引っ越すというユニークな発想が面白く、肩の力を抜いて観られる癒し系ムービーです。キャラクター設定も細かくリアリティがあります。主演の蒼井優の魅力が随所に散りばめられた、万人におすすめできる作品です。

2008年公開の「ウォーリー」はピクサーとディズニーによる全編CGアニメーション映画です。29世紀のゴミに汚染された地球で、ごみ処理をし続けるロボットのウォーリーと、突如地球にやってきた白いロボットのイヴが次第に惹かれ合っていくラブストーリー。セリフはほとんどなく、見ているだけでロボットたちの感情が分かるようになっていて素晴らしいです。環境破壊への強いメッセージも感じられる作品です。

ドラマ「正港署」は、台湾人気映画「僕と幽霊が家族になった件」のスピンオフとして制作されたクライム・コメディです。連続殺人事件の謎を追う刑事たちが繰り広げる、サスペンスと笑いの絶妙なバランスが魅力の作品で、主演のグレッグ・ハンの多彩な演技は必見。ユーモアとスリルが絶妙に絡み合い、視聴者を魅了する傑作です。

映画「走れない人の走り方」は、台湾出身の映画監督である蘇ゆ淳が東京藝術大学大学院の卒業制作として手掛けた作品。映画制作に奔走する人々をテーマに作られた本作は、まるで自分も一緒に映画を作っているかのような没入感があり、わくわくさせられること間違いなしです。また卒業制作作品とあって、芸術的な表現も所々に散りばめられたこだわりの強い作品といえます。

映画「ノーヴィス」は、大学のボート部に入部した主人公とライバルのレギュラーの座を巡る姿を描いたヒューマンドラマ。爽やかな青春活劇ではなく、どこか狂気的にも感じられるストイックさと綺麗事だけでは語れないスポーツの厳しさを描いています。俳優陣の鬼気迫る演技とダークで鋭い映像とBGMが合わさってどんどん引き込まれていく作品です。

ドラマ「ススキノ・インターン マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記」は、大学生とスナックで出会った人々との交流を描くヒューマンドラマ。主人公の大学生ユキナを演じるのは加藤小夏です。スナックのママを大塚寧々が、チーママを酒井若菜が演じ、いい雰囲気を演出しています。就活で悩む大学生が、マーケティングを通してスナックを立て直していくという話はとても新鮮で興味深い内容となっています。

ドラマ「人事の人見」は、大企業の人事部に焦点を当てた痛快オフィスエンターテイメントドラマ。主演はTravis Japanの松田元太です。松田演じるおバカでピュアすぎる人事部の主人公が、既成概念を壊しながら本質を捉え変革を起こしていく様は、日々の会社務めに疲れストレスを感じている人々の心を癒してくれるのではないでしょうか。

アニメ「コウペンちゃん」は、大人から子供まで大人気のキャラクター｢コウペンちゃん｣のショートアニメ。日常の小さなことも肯定して褒めてくれるコウテイペンギンのあかちゃんのコウペンちゃん。邪エナガさんや教えてくれるタイプのシロクマさんなど、おなじみの個性豊かなキャラクターたちがふわっと包み込んでくれる優しい作品です。

ドラマ「明日、輝く」は、第48回創作テレビドラマ大賞を受賞した脚本をドラマ化した作品。主演は井上祐貴。現代の若者の思いや悩みにフォーカスしながら、優しく背中を押す内容となっています。悩みを抱える若い人はもちろんですが、「若い子が何を考えているのか分からない」と悩む大人たちにもぜひ見てほしいです。主演を始めとした多くの若い俳優の瑞々しい演技にも注目です。

映画「ミュージック」は、第73回ベルリン国際映画祭の銀熊賞（最優秀脚本賞）を受賞したヒューマンドラマ映画。ヨーロッパで注目される映画監督アンゲラ・シャーネレクの作品です。主演は歌手としても活動するアリョーシャ・シュナイダーと、演技派俳優のアガト・ボニゼール。音楽と映像で紡ぎだされる繊細で美しい「完璧な映画」から目が離せません。

映画「シンシン/SING SING」は、第97回アカデミー賞主演男優賞をはじめ3部門にノミネートされ、SXSW映画賞にて観客賞を受賞した作品。アメリカ・ニューヨークに実在する最重警備の「シンシン刑務所」で起こった友情と感動の実話を基にしています。刑務所内の主要なキャストの8割以上がシンシン刑務所の実際の元収監者たちでリアリティに溢れた物語となっています。

映画「春に散る」は、沢木耕太郎氏の原作小説「春に散る」を映画化した作品で、佐藤浩市と横浜流星のダブル主演が演じます。二人の男が再起をかけて奮闘するボクシング・ヒューマンドラマ。監督は瀬々敬久氏、橋本環奈、片岡鶴太郎、哀川翔ら演技力が高い出演者が多く、頑張る人を応援してくれる大いに期待できる感動の作品。