京都太秦物語

太秦の商店街にあるクリーニング店の娘で、立命館大学の図書館に勤める京子。豆腐屋の息子で、アルバイトをしながら芸人を目指して奮闘中の康太。先行きに不安を感じるふたりの前に、風変わりな研究者の大地が現れ、京子に一目ぼれしてしまう。

「京都太秦物語」は、山田洋次監督と立命館大学の教え子たちが共同で制作した作品です。映画の町・京都太秦の大映通り商店街を舞台に、男女の三角関係を描いています。ノスタルジックな雰囲気の中で展開するロマンスは、観る者の心を引きつけます。出演者はEXILEのUSAをはじめとするフレッシュな俳優陣と、実際に商店を営む地元の人々で、彼らの演技が作品を一層引き立てています。地元密着型のこの作品は、観る者に温かさと共感を与えます。