警視庁物語 行方不明

大和皮革の技師、松井と小山が突然行方不明になった。夜9時頃に2人の口論が聞こえたこと、研究室から血液反応が出たことから、捜査一課は殺人事件と見て捜査を開始。やがて、小山の学歴や本籍は捜している小山ではなく、同姓の同級生のものだとわかり…。

「警視庁物語 行方不明」は、溶かされた死体と金歯1本を手掛かりに、7人の刑事が学歴を偽って浮かび上がろうとした青年の完全犯罪に挑む東映刑事サスペンスシリーズの最終作です。犯人追跡シーンの緊迫感あふれる演出は見事で、視覚的なスリルを提供します。また、この作品を通じて東京オリンピック直前の東京の風景を垣間見ることもできます。