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あらすじ
水戸老公(里見浩太朗)は、将軍綱吉の呼び出しを受けて、助三郎(東幹久)と格之進(的場浩司)をお供に江戸へ出てきた。老公はある祭りの最中、貧しい身なりの侍家族が、ほかの侍と揉めているところに出くわし、仲裁に入った。侍家族は、桑畑清十郎(市川段治郎)、みち(酒井美紀)夫婦と二人の子、逸平(佐藤光将)とはな(渡邉このみ)の四人である。桑畑は播州の武士であったが、度重なるお家騒動のため藩が取り潰しとなり、浪人になって五年になるという。老公は家族に食事と宿の世話をすることに。格之進は逸平を湯屋に誘い、楓(雛形あきこ)は、みちとはなを甘味所へ連れてゆく。助三郎は老公立ち合いの下、桑畑と手合わせをしたところ、桑畑が一流の剣士であることがわかった。その桑畑は、八兵衛(林家三平)が紹介した口入れ屋、惣兵衛(蛭子能収)の仲介で、運よく物産問屋の田島屋で用心棒の職を得ることができた。しかし、田島屋では胡散くさい浪人たちが警護を固め、主人の多三郎(伊藤高)のもとへは、しばしば旗本の岩城喜左衛門(大森博史)が訪れていた。風車の弥七(内藤剛志)が田島屋を調べたところ、多三郎と岩城が密貿易を行っていることが判明する。さらに、人々の生活を破滅させるアヘンにも手を出していることが分かるのだが・・・。
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あらすじ
糸魚川藩のある廻船問屋から翡翠(ひすい)が盗まれた。追っ手から必死に逃げる源蔵(松本実)は、翡翠を持ったまま渓流に消えた・・・。その頃、水戸老公(里見浩太朗)は水戸の西山荘で平和な日々を過ごしていた。水戸藩で代々祐筆を務める家柄の佐々木助三郎(東幹久)と、女忍びのお娟(由美かおる)が老公と共に暮らしている。そこへ、江戸の高松藩邸から書状が届く。老公は、助三郎を供に江戸へ出向き、老公の長男、頼常(よりつね)が治める高松藩で、世継ぎを巡る騒動が起きていることを知る。老公は、将軍綱吉(風間トオル)に拝謁し、亡き妻の実家を訪ねるため、甲州街道から中山道を経て、京都へ旅をしたいと願い出るが、心には高松へ向う思いを秘めていた。この時、老中の土屋相模守(小野寺昭)は、糸魚川に立ち寄って欲しいと老公に頼む。江戸では、風車の弥七(内藤剛志)と八兵衛(林家三平)が老公との再会を喜び、水戸からは老公警固のため渥美格之進(的場浩司)も上京。これで旅の準備が整った。そんな時、塩問屋の翁屋与右衛門(前川清)にお娟を後添いに迎えたいと相談され老公は驚くが、お娟の行く末にも思いを巡らせる。一方、八兵衛と江戸を散策していた格之進は、忍び軍団に襲撃された男に加勢をするが、戦い空しく、落命したこの男こそ糸魚川で翡翠を盗んだ源蔵であった。かくして老公は謎の翡翠を携えて旅に出ることに。一行は町人に扮し、助三郎、格之進はそれぞれを助さん、格さんと呼ぶことに。八兵衛が道中の案内を務める。弥七が知る棒術の使い手、楓(雛形あきこ)も一行の警固に当たる。
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あらすじ
水戸藩江戸屋敷に滞在中の水戸老公(里見浩太朗)は、佐々木助三郎(原田龍二)が婚約中だった美加(須藤温子)とついに婚礼を上げると聞き喜んでいた。その頃、風車の弥七(内藤剛志)は、公儀隠密を斬り捨てる薩摩示現流の達人、東条隼斗(市瀬秀和)を目撃する。また、ちゃっかり八兵衛(林家三平)は草餅売りの少年・新吉(伊澤柾樹)と親しくなった。 ある日、老公は助三郎から旧知の旗本、松平源之助(中村雅俊)が、辰巳芸者の蔦吉(東ちづる)たちと親しく交わり、町人の喧嘩の仲裁などをしながら気ままに暮していることを聞く。源之助は、将軍にも信頼の厚い有能な男だ。老公は天下のために働いてはどうかと勧めるが、源之助は老中の柳沢吉保(石橋蓮司)が気に入らないと返事を渋る。その頃、吉保は薩摩藩が独占する琉球貿易をその手に握ろうと悪事を巡らせていた。柳沢の息のかかった大目付、中条典膳(亀石征一郎)は幻術師、虚空無幻斎(大沢樹生)に神奈川沖を航行中の薩摩の船を襲撃させ、薩摩藩が密貿易をしているという偽装工作を行なう。無幻斎は船員を皆殺しにして船を沈めるが、その時、おせい(酒井彩名)だけが生き残った。大目付中条の意を受けた三崎大蔵(井上高志)は必死でおせいの行方を追う。弥七は怪我を負ったおせいをかくまっていた。老公、助三郎、格之進(合田雅吏)、お娟(由美かおる)、そして源之助も神奈川へ向かう…。
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あらすじ
水戸の西山荘で穏やかな日々を送っていた老公に、江戸の水戸藩邸で大きな騒動が起こったという知らせが届く。ある津軽藩士が材木の横流しが行われていることに気付き、その証拠をさぐっていたところ窮地に陥った。その藩士を江戸の水戸藩邸にかくまったことから、水戸藩主・水戸綱條(国広富之)は津軽藩と御家人たちとの争いに巻き込まれる。真相を探るため老公は水戸を発ち江戸へ向かう…。第1話のゲストは風間トオル、若林豪、火野正平、高知東生、三津谷葉子、愛華みれ、水谷八重子ほか豪華な顔ぶれがそろった。おなじみの老公の宿敵、柳沢吉保(石橋蓮司)と柳沢と手を結ぶ祈祷僧・隆光(麿赤兒)、将軍・綱吉の母で隆光に傾倒する桂昌院(岩崎加根子)も健在。三人は光圀の存在を疎ましく思っており、旅の始まりに不気味な影を落とす。
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あらすじ
水戸老公(里見浩太朗)は、西山荘(せいざんそう)で大日本史編纂の作業を進めていた。水戸藩の元家老、山野辺兵庫(長門裕之)とその孫娘、早月(磯山さやか)が老公の身の回りの世話をしているが、口うるさい兵庫に助三郎(原田龍二)と格之進(合田雅吏)はうんざりする。ある日、早月は江戸に将来を誓った人がいると告白し、みんなを驚かせる。しかしその直後、思いを寄せる橋場大二郎(はしばだいじろう)(徳重聡)から約束を忘れてくれとの手紙が届く。早月は大二郎の真意を確かめるため、お娟(由美かおる)、新助(松井天斗)と共に江戸へ向かい、老公と助さん、格さんもその後を追う。大二郎は赤鞘組(あかざやぐみ)という無頼旗本の仲間に入り、行方不明になっていることが分かった。その赤鞘組の大将、黒沼十兵衛(くろぬまじゅうべえ)(藤堂新二)は吉原一の花魁、高尾太夫(たかおだゆう)(純名りさ)を是が非でも身請けしようと無法を繰り返し、乱闘騒ぎを起こしていた。その騒ぎに乗じて助さんが赤鞘組に、格さんは吉原に潜入し、大二郎の行方を探ることに。弥七(内藤剛志)も探索を開始した。一方、江戸城では、徳川綱吉(中村繁之)の母、桂昌院(岩崎加根子)が怪しい祈祷僧、隆光(麿赤兒)に心酔し、幕府に不気味な影を落としていた。隆光が動かす莫大な金は、長崎の密貿易で作られている様子。老中の柳沢吉保(石橋蓮司)が隆光の糸を引いているようだ。しかも吉保は廻船問屋(かいせんどんや) の寺田屋(石井愃一)を通じて赤鞘組ともつながっていたのだ。果たして大二郎の行方はいかに?そして老公は吉保の陰謀を砕くことができるのか?その頃、赤鞘組の悪行に吉原の男衆が我慢の限界を超え、一触即発の危機が迫っていた。騒動を収めるため老公が立ち上がる!
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あらすじ
水戸老公(里見浩太朗)は、水戸の西山荘で晴耕雨読の日々を送っていた。大日本誌編纂の資料を求め、江戸へ向かった助三郎(原田龍二)は、花崎藩と赤津藩の間で重大な問題が起こっていることを知る。かつて一つの藩だった赤津藩と花崎藩は瀬戸内海に面して隣接する。二藩に分かれて以来争いごとが絶えず、今回、領土の境界あたりで発生した事件が、いつしか二藩の領土争いにまで発展し、その解決は、老中・柳沢吉保(橋爪淳)に託されていた。柳沢は花崎藩に一方的に有利な裁定を下す。花崎藩が柳沢に金品を贈っていたのである。このままでは花崎藩に吸収されるのではないかと、赤津藩では危機感が高まっていた。助三郎の友人で赤津藩の江戸藩邸に勤める山内裕之進(中村繁之)は、藩の存亡を賭け、必死に柳沢への説得工作を試みるが、そんな山内の姿を妹・志保(小沢真珠)は、武士らしくないと批判的だ。助三郎は友の危機を救おうと必死になる。一方、風車の弥七(内藤剛志)から知らせを受けた老公は、江戸へ。助三郎からも詳しい事情を聞き、格之進(合田雅吏)、お娟(由美かおる)、新助(松井天斗)を伴って船で瀬戸内へと向かう。瀬戸内では、さらに二藩を揺るがす意外な事実が待ち受けていた・・・。
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あらすじ
西山荘で晴耕雨読の日々を送っていた水戸老公(里見浩太朗)の元に、刺客に襲われ瀕死の重傷を負った侍・井沢平内(横島昭)が担ぎ込まれる。刺客は井沢を狙って西山荘をも襲撃するが、助三郎(原田龍二)、格之進(合田雅吏)、お娟(由美かおる)、鬼若(照英)、アキ(斉藤晶)に反撃され、退散する。井沢は老公に、将軍・綱吉(堤大二郎)に御落胤がいると、天下を揺るがす重大な言葉を残して息を引き取った。老公は早速綱吉(堤大二郎)に会い、事態を治めるために、騒動の中心・館林へと旅立つ。館林では、御落胤だと名乗る吉之助(市瀬秀和)をはじめ浪人たちが徒党を組み、よからぬ企てを進めていた。浪人を束ねる大浦弾正(栗塚旭)は、土地の代官・浅井新兵衛(風間トオル)に吉之助を綱吉に接見させるよう、強引に迫る。浅井は吉之助の出生に疑問をもっており、自分が得心するまではそれはできないと、はねつけた。大浦たちは浅井の娘をさらい、浅井と妻の槙(渡辺梓)を脅迫する。館林に着いて吉之助の言動を見極めた老公は、吉之助は御落胤ではないと確信する。吉之助と大浦たちは、かつて綱吉に取り潰された越後高田藩の残党。彼らは綱吉への恨みを晴らし、幕府を転覆させようと企んでいたのである。老公は吉之助と大浦を捕らえて成敗し、その仲間が不穏な動きを見せる越後高田へと向かうのであった。
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あらすじ
水戸の西山荘で晴耕雨読の日々を送っていた水戸老公(里見浩太朗)に、老公の姉で金沢にいる明芳院(淡島千景)から孫の婚礼が執り行われるという知らせが届く。婚礼への出席を口実に旅に出られると喜んだ老公だったが、明芳院からは簡素に行なうので出席しなくてもよい、とつれない便り。時を同じくして、助三郎(原田龍二)の母・静枝(池内淳子)に日光にいる知人から、ぜひ遊びに来て欲しいと誘いの手紙が届く。老公はこれ幸いと静枝に同行して旅に出る。助三郎、お娟(由美かおる)、鬼若(照英)とアキ(斉藤晶)も一緒だ。一人旅立ちに反対して、後に残された格之進(合田雅吏)も無事合流し、お馴染みの一行が揃った。老公は日光東照宮に参詣し、婚礼の無事を祈念する。だが、日光奉行所を舞台に不正が行なわれ、領民が苦しんでいた…
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あらすじ
水戸の西山荘で晴耕雨読の日々を送っていた老公(里見浩太朗)の元へ、讃岐高松藩を治めている老公の実子・松平頼常(松村雄基)が幕府の命に従わず、謀反の疑いもあると知らせが届く。頼常は酒におぼれ、藩政をおろそかにしているとも噂されていた。 その頃江戸城では、将軍・綱吉(堤大二郎)と柳沢吉保(橋爪淳)が頼常の処遇を相談していた。老公は江戸へ出向き、自分の命をかけて真相を明らかにすると綱吉に誓い、旅立ちを決意する。 よろず屋の千太(三波豊和)が出立の準備を整える。老公と助さん(原田龍二)、格さん(合田雅吏)たちが集まった八重(岩崎加根子)の寮を忍びの一団が襲う。
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あらすじ
黄門さま(里見浩太朗)は、水戸の西山荘で穏やかな新年の訪れを喜んでいた。そこへ助三郎(原田龍二)の縁談話が飛び込む。国家老の山野辺兵庫(丹波哲郎)が見合いの相手を見つけて来たのだ。それは諸国漫遊のお供で所帯の定まらない助さんの将来を心配する、助さんの母・静枝(池内淳子)の強い願いでもあ った。なんとか逃げようとする助さんだが、静枝の粘りに負けて見合いの席につくことを承知した。その相手は仙台藩江戸屋敷組頭の坂口主水(尾崎右宗)の妹・美加(瀬戸早妃)で、八重(岩崎加根子)によると美人で聡明と評判だという。見合いは江戸で行なわれる。 ところが老公も立ち会っているその席へ肝腎の美加が現れない。もっての他だと格之進(合田雅吏)は憤る。 美加が来られないのには訳があった。 仙台藩では側用人の大沼軍太夫(林与一)が藩政を牛耳ろうと悪事を企んでいたが、それを察知した坂口たちは、不正を暴こうと必死になっていた。
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あらすじ
光圀(里見浩太朗)は西山荘で歴史書「大日本史」の編さんの作業を続けながら、野良仕事にも精を出していた。助三郎(岸本祐二)、格之進(山田純大)も一緒に畑で汗を流している。光圀の身の回りをする八重(岩崎加根子)、お娟(由美かおる)も元気に光圀の仕事を手伝っていた。そこに、家老の山野辺兵庫(丹波哲郎)が将軍綱吉(堤大二郎)の手紙をたずさえてやって来る。兵庫は助三郎に、光圀が再び旅立つことのないよう、きつく言い残して去っていく。その頃、江戸城では柳沢吉保(橋爪淳)が厳しい幕府の財政を立て直すため、勘定奉行、荻原重秀(石田登星)と共に貨幣の改鋳を秘かに計画していた…。
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あらすじ
水戸徳川家二代目藩主、光圀(石坂浩二)は、江戸・小石川にある上屋敷の中に彰考館を作り、多くの学者を集めて「大日本史」編纂に力を注いでいた。その中に光圀を父と仰ぐ若い学者、渥美格之進(山田純大)がいた。貞享元年(1684年)8月、その彰考館に急報が届いた。五代将軍綱吉(堤大二郎)が権力を握る江戸城で、刃傷事件が起きたのだ。光圀は急ぎ城中へ。理不尽な裁きが行われたと知って、光圀は怒りをあらわにした。 光圀の親友である大名、鍋島元武(長門裕之)は事件の裏に陰謀があり、次は光圀の命が狙われるとの噂を伝え、光圀に注意をうながす。そんな折り、綱吉は天下の悪法、生類憐れみの令を発布。人々が苦しむ姿に光圀は心を痛める。ところで、幕府では六代将軍の座を巡って、水面下で激しい争いが起こっていた。甲府宰相綱豊(花柳錦之輔)を推す光圀は、綱吉にとっては目の上のこぶだ。綱吉の意を受けた側用人柳沢吉保(橋爪淳)は、光圀を狙い刺客を放つ。その中には変装の名人、素破の次郎坊(コロッケ)の姿もあった。しかし、佐々木助三郎(岸本祐二)の活躍で暗殺は失敗する。おるい(加賀まりこ)は光圀の身を案じている。一方、格之進は刺客を追って江戸へ。刺客につながる娘、おくみ(渡辺梓)と知り合う。病魔に冒されながらも健気に生きるおくみに格之進はひかれるようになる。その頃、幕府内では光圀を引退させようとする動きが激化。綱吉、吉保の企みにより、光圀は中納言の官位を拝命した後、隠居する。やがて次郎坊は綱豊の命をも狙う。その時、くノ一疾風のお絹(由美かおる)とその手下、せん(清水あすか)、みつ(児玉百合香)、ひで(尾上彩)が現れ、綱豊の命を救うのだったが…。
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あらすじ
世直し旅から水戸へ戻り、晴耕雨読の毎日だった、黄門様(佐野浅夫)は、ある日将軍様(長谷川哲夫)を江戸城に訪ねた。家康公に関わる用件で出向いたという黄門様の言葉に、何事かと身構える将軍様と老中たちだった。その頃、家康公が東海道五十三次を制定しておよそ百年が過ぎていた。東海道のおかげで人々の旅は楽になり、暮らしも豊かになった。しかし、あちらこちらにほころびができていると、黄門様。実地に歩いてそのほころびを直したいと語る。 将軍様の賛同も得て、黄門様一行は、東海道の日本橋から旅立つことになった。 黄門様は、助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾郎)と共に江戸を後にする。八兵衛(高橋元太郎)、お銀(由美かおる)と飛猿(野村将希)も三人の後を追う。 さて、愛宕山にさしかかった黄門様は、矢島弦之丞(島英臣)が何者かに殺されるところに行き当たった。弦之丞は、由紀に江戸屋敷へ行ってはならぬと伝えてくれ、と言い残して息を引き取った。 弦之丞は月夜野藩の侍で、江戸詰めの家老、鍬形外記(大門正明)の悪事を暴いた書状を持って国元へ向かう途中だった。 一方、格さんと飛猿が侍たちから救った女が由紀で、由紀は弦之丞の妻だということが分かる。由紀の父でもある、江戸家老の丹沢播磨(本郷功次郎)は、鍬形一味に監禁されていた。一味が懸命に探す書状は、弦之丞が命に換えて守っていた事がわかる。
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あらすじ
世直し旅を終えた黄門さま(佐野浅夫)は、西山荘で晴耕雨読の日々を過ごしていた。助さん(あおい輝彦)、格さん(伊吹吾郎)は単調なお城勤めに退屈な毎日だ。 さて、黄門さまを華やかなお客が訪ねてきた。黄門さまの弟、頼元の娘、??姫(笹峰愛)だ。沙耶には将軍さまが勧める縁談があるのだが、相手の婿殿とは一面識もない。沙耶は結婚するのなら自分が納得した相手と一緒になりたいと嘆く。それなら、婿を見定めに行こうと黄門さま。助さん、格さんに八兵衛(高橋元太郎)も加わって、盛岡を目指すことになった。 さて、一行は岩手平の旅籠に泊まる。名物の蒲鉾に舌鼓を打っていると、隣の部屋からおせき(佐野アツ子)、佐之助(青井敏之)母子の話声が間こえてくる。 二人は佐之助の婚礼のためにこの地にやって来たのだが、佐之肋は会ったこともない娘との結婚には乗り気でない。一行は二人の話に興味を持った。 ところが、佐之助の嫁になるはずだったおりん(堀江奈々)が手代の多吉(西川弘志)と駆け落ちをしてしまった。やがて、おりんと佐之助の婚礼は土地のやくざ者権八(山本昌平)が無理強いしていたことが分がる。 好きあっている二人を一緒にさせてやりたいと、黄門さまが立ち上がる…。
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あらすじ
諸国漫遊から帰った黄門さま(佐野浅夫)一行は、水戸で平和な暮らしをしていた。 しかし、ある日飛猿(野村将希)たちが碁らす伊賀の柘植の里から、瀕死の忍びがやって来る。忍びは黄門さまに伊賀の領民を救って欲しいと言い残し、息を引き取った。 黄門さまは助さん(あおい輝彦)格さん(伊吹吾朗)八兵衛(高橋元太郎)と共に伊賀へと旅立つ。伊賀では奉行の繁田九郎兵衛(原口剛)が病弱の城代、安西篤之亮(小笠原弘)に取って変わろうと悪事を画策していた。そのために苦しめられるのは罪の無い頒民たちだった。その上、伊賀上野衆の忍び重左(縢堂新二)が 繁田に与し、年貢の取立などを手伝っているため、人々はより一層つらい思いをしていた。飛猿は、重左に手を引くよう頼むが、重左は聞く耳をもたない。重左の妻沙耶(藤田佳子)はかつて飛猿とは恋仲だった女。飛猿は複雑な心境だ。繁田は自分の野望のため、伊賀に着いた黄門さまを、亡きものにしようと企てる。 繁田の企みを探ろうとした女忍び霞(松原佑奈)が重左に捕まった。 重左は霞を囮に黄門さまを誘き出そうとするのだが……。
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あらすじ
黄門さま(佐野浅夫)が24度目の世直し旅から帰ってしばらくたった。 黄門さまは健康に良いという牛乳酒を自ら作り、将軍さま(長谷川哲夫)に献上する。牛乳を飲む習慣のあまりなかったこの時代のこと、将軍さまは恐る恐る口に運ぶが、意外にもおいしく、驚いた。将軍さまはお礼にと、銚子から献上されたという濃口醤油を黄門さまに与える。水戸藩の江戸藩邸でこれを味わったところ、コクがあって、深みのある味わい。好奇心旺盛の黄門さまは、作り方をぜひ見学したいと言い出した。それを、黙って見過ごせないのが、家老の山野辺兵庫(高松英郎)。銚子などへ出かけたら、黄門さまはきっとそのまま諸国漫遊に出かけてしまうに違いない。格さん(伊吹吾朗)だけにお供を許し、助さん(あおい輝彦)は留守番という条件で、銚子行きを許可した。さて道中、黄門さまは、お佐和(野川由美子)が見事な知恵で荒くれ者を退治するのを見て、感心した。お佐和こそ、将軍さまに濃口醤油を献上したその人だと知り、黄門さまは喜んだ。早速、醤油作りを見学するが、銚子にも悪がはびこっていることを知る。 関東郡代の役人栗貫源之丞(近藤洋介)が人々を苦しめ、私腹を肥やしていたのだ。それを暴こうとしたお佐和の夫、総兵衛(山本紀彦)は卑怯な栗貫に殺されていた。そして、再度不正を正そうとした小関哲之介(円谷浩)も栗貫に命を狙われていたのだ。それを黄門さまが黙って見ているわけがない。その頃、黄門さまが銚子に向かったと知った、弥七(中谷一郎)、お銀(由美かおる)、飛猿(野村将希)は黄門さまの後を追っていた。助さん、八兵衛(高橋元太郎)もそれに続く。黄門さまは助さんから家老の兵庫が諸国漫遊を許したことを聞く。目指すは高松。黄門さまの長男が治めるところだ。 銚子の悪を退治した一行は、元気に旅立って行く。
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あらすじ
1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日に岡山の和菓子屋「たちばな」に生まれた安子(上白石萌音)。家族や周囲の人々に愛され育ち、やがてラジオ英語講座に出会う。そして恋に落ち、結婚。さまざまな試練が安子に降りかかるなか、いつも安子を支えたのはラジオ英語講座と「たちばな」のあんこだった。そして安子の娘、二代目ヒロイン・るい(深津絵里)の物語は、昭和30年代の大阪から始まる。とある理由から“自分らしく自由に生きていきたい”と願い、岡山を飛び出したるい。自分のことを誰も知らない新天地・大阪で新たな人生を歩んでいく。ひょんなことから道頓堀の小さなクリーニング店で、住み込みで働くことになる。大阪での新しい景色や出会いが、るいの日常を鮮やかに彩り、人生を切り開いていくのだった。るいの娘で三代目ヒロインひなた(川栄李奈)の物語は、昭和40年代の京都から始まる。昭和から平成、そして令和へ。三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたり、ときに、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を、不器用ながらも、それぞれが違うあり方で、見出していく。そして、3人の傍らには、ラジオ英語講座があった。安子、るい、ひなたと三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー。連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろしたオリジナルストーリー。
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あらすじ
『相棒』シリーズの歴史の中でも過去に例を見ない≪長尺配信オリジナルドラマ≫。特命係の杉下右京、亀山薫を筆頭に、薫の妻でジャーナリストの亀山美和子(鈴木砂羽)、捜査一課刑事・伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)、「暇か?」でおなじみ、薬物銃器対策課・角田六郎課長(山西惇)らレギュラーメンバーが揃い踏み。右京と薫が別々に、それぞれのルートで捜査する一つの事件。二人が交錯するとき真実に近づく!
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あらすじ
警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原和久)と出雲麗音(篠原ゆき子)は、殺人事件の被疑者を取り調べていた。完全黙秘を続ける男に対し、伊丹は「郷里のおふくろさんが泣いているぞ」と泣き落としにかかる。麗音はそんな古い取り調べは今の時代にそぐわないと反発するが、伊丹は「これぞ取り調べの伝統的手法、いわば“トラディショナル・セオリー”だ」と持論を展開して激怒、麗音を取調室から追い出してしまう。伊丹はその後もトラディショナル・セオリーとやらをふりかざしまくり、長年コンビを組んできた芹沢慶二(山中崇史)も、あきれた顔を浮かべる。2人から事情を聞いた特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)は、伊丹の“応援”と称して取調室へ…。特命係、そして伊丹は完全黙秘を貫いていた被疑者を“落とす”ことができるのか!?密室の攻防戦が今、はじまる!
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あらすじ
『杉下右京はここにいる』/捜査一課の奥にある資料室にいた杉下右京(水谷豊)。一課に戻ってきた伊丹憲一(川原和久)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)は、そうとは知らずに右京にまつわる“あるウワサ”について話し始める。それは以前「特命係」にいた亀山薫(寺脇康文)、そして右京とは浅からぬ因縁があった警察庁長官官房室長・小野田公顕(岸部一徳)に関するものだった。部屋の奥から会話を聞いた右京は、そのあまりに衝撃的な内容に…!?
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あらすじ
ある夜、杉下右京(水谷豊)は小手鞠(森口瑤子)と共に、亀山薫(寺脇康文)と美和子(鈴木砂羽)のマンションを訪れる。料理教室に通い始めた美和子が、腕前を披露したいと招待したのだ。もう一人、招かれていたのは、料理教室で知り合った上原阿佐子(栗山千明)という女性。阿佐子は、その食事会のさなか、“和製ホームズ”と紹介された右京に、行方不明になっている婚約者・牧村克実(市川知宏)の捜索を頼む。いっぽう、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、男性が自宅マンションから転落死した事件を捜査。男性は、『微笑みの楽園』という宗教団体の信奉者で、何者かに突き落とされた可能性が浮上していた。翌日、右京と薫は、阿佐子をともなって牧村の捜索を開始。しかし、フリーの記者だという彼の仕事先では、口裏を合わせたかのように「そんな人は知らない」と突っぱねられてしまう。不審を抱いた右京たち一行は、手掛かりを求めて、彼が出入りしていたと思われるレストランを訪問。その店は1年前、『微笑みの楽園』の信奉者が起こした爆弾テロの被害を受けていた。同じ頃、転落死事件を調べていた伊丹たちは、被害者の男性が、10年前に警察や政治家を狙った大規模なテロ事件を起こした男の兄であることを突き止めていた。女性の婚約者は、なぜ姿を消したのか?繋がっていく10年前のテロ事件と1年前の爆弾テロ背後に見え隠れする怪しい宗教団体との関係は!?右京と薫が命懸けの危険な捜査に乗り出す
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あらすじ
半年前の春。官房長官の鶴田翁助(相島一之)は、加西周明(石丸幹二)暗殺事件を主導しながら、愛人である柾庸子(遠山景織子)の“自白”によって罪を逃れた。そんな中、鶴田が師と仰ぐ元官房長官の朱雀武比古(本田博太郎)が、3年前に仮出所していたことを知った特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、裏に鶴田の思惑があったのではと探りを入れる。すると、拘置所に収容されている庸子の接見が突然、禁止となった。不審に思った右京と亘が事態を探りはじめた直後、鶴田が突如、“こてまり”に姿を現し、驚愕の事実を告げる。なんと、庸子が拘置所内で自殺したという。冷徹で残忍な鶴田による“口封じ”を疑った特命係は、庸子の死の真相を突き止めるべく捜査を開始。同じく彼女の死に疑問を感じた元弁護士・中郷都々子(織田梨沙)も独自に動きはじめるが、やがて事件には想像以上に複雑な思惑と陰謀が絡み合っていることが発覚。そして、ついには、亘が逮捕される事態に――!不審な死を遂げた庸子の自殺の真相とは!?加西暗殺の“仕掛け人”たちの思惑が交錯国家権力の闇が再びうごめき始める!
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あらすじ
ある日、右京(水谷豊)のもとに、かつて事件を通じて特命係とかかわったホームレスの吉田一郎(松尾貴史)が訪ねてくる。ゴミ箱から拾ったバラバラのレジュメを繋ぎ合わせたところ、そこには歩道橋から転落死したと報じられた男性会社員の詳細な個人情報が書かれていたという。それが何らかの事件であることを察した右京と享(成宮寛貴)は、独自の捜査を開始する。 そんな中、右京は歩道橋付近の防犯カメラに、先日絞殺された大学准教授が映っているのを発見。ふたつの事件の繋がりを疑う。そして、吉田から受け取ったレジュメから、社美彌子(仲間由紀恵)という女性の指紋が見つかる。彼女は、内閣情報調査室総務部門(通称・内調)に在籍する、情報機関のスペシャリストだった。さっそく、美彌子と面会した右京と享は、レジュメが内調の資料室から何者かによって持ち出されたものだと聞く。美彌子によると、レジュメには7名の日本人の詳細な情報が書かれていた。7名は先ごろアメリカに亡命したロシア人スパイが日本滞在中に情報を得ていた協力者だと証言した人物という。米CIAから内調に極秘裏に連絡があったのだ。 その内、既に3名が死亡。転落死した男性会社員と、絞殺された大学准教授、さらに昨夜殺害された新聞記者の名前があった。何者かがリストアップされた7人を次々に殺している“連続暗殺事件”の可能性が浮上し、捜査一課は残る4人の警護を担当することに。ところが、その矢先、思わぬ事態が起こり、警護は大混乱に陥る。7人を狙う“姿なき暗殺者”は一体誰なのか?右京と享は、日本の情報戦略を根底から揺るがすスパイ事件の闇を解き明かすことができるのか…!?国家レベルの巨大事件から、特命係の新たな捜査が始まる!
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あらすじ
特命係・杉下右京(水谷豊)は、甲斐享(成宮寛貴)の彼女、笛吹悦子(真飛聖)から最近、享の様子がおかしい、と相談を受ける。どうやら、「みんなの動画」というサイトで「火の玉大王」と名乗る男の生放送にハマっていると言う。「9.11同時多発テロがアメリカ政府の陰謀」「富士山は今年中に噴火する。それも人為的に。」など様々な諸説を配信している「火の玉大王」こと綾辻(忍成修吾)は陰謀論者のようだ。 心配になった右京は、享を尾行しその行動を探ろうとする。すると、「火の玉大王」を中心に手をつなぎ、夜空に向かって宇宙船を呼ぼうとする享の姿が…。本当に享は「火の玉大王」に心酔しているのだろうか?右京も流石に首をかしげてしまう。 そんな折、大東亜産業の専務・高山(大原康裕)の遺体がホテルで見つかった。所轄によると服毒による自殺の模様だが遺書は無く自殺理由は不明とのこと。そのニュースを見て妙に気になっている享に右京は気づくが… 右京は真相を探るため「火の玉大王」の生放送に潜入するが、図らずもネットの放送上で享と会話してしまうことになり、調べていることが明らかに。 享は一体なにをしていたというのか? そのあとに起こる警察を揺るがす大事件とは! ネットの闇が右京たちに迫る! 犯人の目的とは!?
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あらすじ
15年前に女性を殺害したとして、刑を終えて出所したばかりの城戸充(池内万作)が投身自殺した。彼の遺書には、自分は無実であるという訴えと、尊(及川光博)を「絶対に許さない」という言葉が。大河内(神保悟志)から連絡を受けた尊は、自ら事件を検証し直す覚悟を決める。 15年前の被害者・綱島瑛子(長澤奈央)は尊の知人だった。瑛子から「しつこい男に付きまとわれている」と相談された尊は、その男・城戸に会って注意するが止めず、尊は警察手帳を見せ二度目の警告をする。警察官と知って城戸は素直に頭を下げて反省していたが…。ところが、その後綱島瑛子が殺害され、城戸は重要参考人として警察から追われることに…。逃亡中の城戸は、尊に助けを求める。尊は喫茶店で城戸に会い出頭するよう説得。しかし城戸はあくまでも犯行を否認し、捕まったら最後、有罪にされてしまうといい店を出ようとするが、その場で張り込んでいた刑事たちに囲まれ、城戸は尊に「騙したなっ」と叫びながら連行される。 「城戸が殺人犯として服役し、償いを終えてもなお、冤罪を訴えて自殺したのはなぜなのか」その点が気になる右京。当時は「適切な捜査で逮捕され、公明正大な裁判で有罪になった」と信じて疑わなかった尊の中でも、疑問が膨らんでいく…。 右京と尊は、当時の関係者を一人一人当たっていく中で、捜査を担当した池上刑事(天宮良)、城戸の取り調べを行った益子検事(赤塚真人)、公判を担当した釜田検事(升毅)、城戸に有罪判決を下した大森裁判長(吉田鋼太郎)の4人が全員事件の翌年にそれぞれの仕事を辞め、転職していたことに気づく…。その奇妙な“共通点”は何を意味するのか?さらに当時の左陪審・磯村菜々美(戸田菜穂)から「有罪判決を下しちゃいけないような気がした」という情報を得て、真犯人をあぶり出していく。しかしそこには、予想だにしなかった事実が隠されていた…。
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あらすじ
人気女流作家の水元湘子の遺体が自宅で発見された。第一発見者は夫の吉野(近江谷太朗)。文学賞の楯やトロフィー、生原稿がなくなっていたことから熱狂的ファンの川芝が浮上。しかし右京(水谷豊)は最近の資料ファイルがないことに疑問を抱く。また恋愛小説を書く湘子が最近なぜか商社マンの笠井を取材していたことが判明。さっそく商社へ向かう右京だが…。さらに右京がある推理に基づき夫の吉野を追及すると意外な真相が暴かれる!未だ見つからない肝心の資料ファイルの行方を追う右京と尊(及川光博)。そんな彼らを尻目に先回りする謎の男(徳重聡)の姿…。湘子は生前、何を書こうとしていたのか? 謎の男は何者でその目的は何なのか?
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あらすじ
水谷豊演じる杉下右京、そして寺脇康文演じる亀山薫の“特命係”がさまざまな難事件を解決するドラマ「相棒」。2000年からずっと杉下右京の“相棒”をつとめてきた亀山薫が、「season7」をもって卒業することに…。いつ、どんな形で卒業するのか、右京はどうするのか、特命係はどうなるのか…。
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あらすじ
クールで沈着冷静な杉下右京(水谷豊)と熱き正義感がたぎる亀山薫(寺脇康文)。警視庁特命係の2人が絶妙なコンビネーションで数々の難事件を解決する。旬な社会問題を扱うことが多い「相棒」だが、今作は特に、裁判員制度や死刑制度、冤罪、取り調べの可視化など、当時最先端の社会問題に取り組んだ作品が多い。第1話のキーマンである三雲判事(石橋凌)が最終話にも登場し、物語がリンクするなど、シーズンを通してのストーリーも見もの。
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あらすじ
諸国漫遊から戻った黄門様・水戸光圀(東野英治郎)だが、じっとしていられず西山荘にて晴耕雨読の日々を過ごしている。そのころ、江戸では五代将軍・綱吉が寛永寺参拝中、何者かに狙撃されるという大事件が起こる。現場に残された短銃から、御三家のひとつ・尾張家に疑いがかかるが、実は尾張家に恨みをもつ一族が天下騒乱を目論んで仕組んだ罠だった。黄門様は激怒する将軍・綱吉をなだめ、真相解明と陰謀阻止のため尾張に向けて旅立つことに。また、一味も黄門様の動きを阻止すべく、刺客として梟の左源太(三浦浩一)を差し向ける。尾張への道中、左源太のからくりが黄門様一行に次々と襲い掛かる。こうして、波乱含みの13度目の世直し旅が始まった。
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あらすじ
水戸・西山荘で暮らす黄門様・水戸光圀(東野英治郎)は相変わらず元気いっぱい。だが、助三郎(里見浩太朗)や格之進(大和田伸也)、八兵衛(高橋元太郎)らを巻き込み、遠足(とおあし・今でいうマラソン)を始めたまではよかったが、道中大雨に降られてしまい、風邪をひいてしまう…。そのころ、黄門様の実子でもある高松藩主・松平頼常が、将軍の座を狙っているとの噂が…。真相を知らせるために江戸入りした高松藩士は何者かに暗殺され、風車の弥七(中谷一郎)が偶然その場に居合わせる。こうして、高松になにやら不穏な動きありとの情報は、西山荘の黄門様にもたらされた。事態を重く見た黄門様は、病をおして内紛の真相究明と鎮圧のために水戸を出発、一行は四国・高松を目指して西へ向かうことに…。