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「水戸黄門 41部」あらすじ
水戸藩江戸屋敷に滞在中の水戸老公(里見浩太朗)は、佐々木助三郎(原田龍二)が婚約中だった美加(須藤温子)とついに婚礼を上げると聞き喜んでいた。その頃、風車の弥七(内藤剛志)は、公儀隠密を斬り捨てる薩摩示現流の達人、東条隼斗(市瀬秀和)を目撃する。また、ちゃっかり八兵衛(林家三平)は草餅売りの少年・新吉(伊澤柾樹)と親しくなった。 ある日、老公は助三郎から旧知の旗本、松平源之助(中村雅俊)が、辰巳芸者の蔦吉(東ちづる)たちと親しく交わり、町人の喧嘩の仲裁などをしながら気ままに暮していることを聞く。源之助は、将軍にも信頼の厚い有能な男だ。老公は天下のために働いてはどうかと勧めるが、源之助は老中の柳沢吉保(石橋蓮司)が気に入らないと返事を渋る。その頃、吉保は薩摩藩が独占する琉球貿易をその手に握ろうと悪事を巡らせていた。柳沢の息のかかった大目付、中条典膳(亀石征一郎)は幻術師、虚空無幻斎(大沢樹生)に神奈川沖を航行中の薩摩の船を襲撃させ、薩摩藩が密貿易をしているという偽装工作を行なう。無幻斎は船員を皆殺しにして船を沈めるが、その時、おせい(酒井彩名)だけが生き残った。大目付中条の意を受けた三崎大蔵(井上高志)は必死でおせいの行方を追う。弥七は怪我を負ったおせいをかくまっていた。老公、助三郎、格之進(合田雅吏)、お娟(由美かおる)、そして源之助も神奈川へ向かう…。
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