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検索キーワード:「川谷拓三」
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あらすじ
梅子の先輩に当たるゲイバーのママ・花江がはめられた。格安で手に入るという話だったクラブが競売物件だったのだ。萬田銀次郎から借金をして手付金を払った花江は、すっかり意気消沈。しかも、花江を騙した男・志垣は銀次郎からの借金も焦げつかせていた。
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あらすじ
綾瀬慎介は少女小説「小樽・恋シリーズ」の人気作家。小説の挿絵画家であった親友・紀宮の死をきっかけに、故郷・小樽を訪ねる。慎介はそこで自身のファンだという少女・はるかと出会う。はるかの案内で小樽を回る先々で、古風な身なりの少年が姿を現し…。
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あらすじ
九州の新聞社に勤める卓次に、展覧会の資料として宮崎から古い文書の写しが届く。そこには西南戦争中、西郷隆盛によって発行された紙幣“西郷札”にまつわる悲恋話が記されており、興味をもった卓次は、文書を書いた下級武士・雄吾を調べることにする。
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あらすじ
前科13犯の安部直也は恐喝罪、銃刀法違反で懲役3年3カ月の刑を受けて服役中。安部は国公立の場所でしか仕事をしない老懲の忠さんや紙食いのメエ、脱獄の日に備えて毎日ランニングをする革命の闘士・城山勉など、個性あふれる面々と生活を共にしていた。
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あらすじ
南町奉行所同心・中村主水の同僚である清原が殺された。彼は舛屋という両替商をゆすっていたという。清原の妻・おこうは舛屋の代理人・真砂屋を訪ね、彼が殺したことを白状させる。一方、主水は別件で舛屋を訪ね、清原殺しが舛屋の手によるものと知る。
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あらすじ
タコ社長の娘・あけみが夫婦喧嘩の末に家出した。寅は社長に頼まれて下田に向かい、落ちあったあけみの希望で式根島に行くことに。そこで出会った美人の真知子先生に一目惚れした寅は、あけみそっちのけで、真知子先生に夢中になるのだが…。
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あらすじ
「海が見たい」とつぶやいた孤独な少女。仕事のない男は黙って頷くと、少女とゴリラのぬいぐるみを自転車に乗せて海を目指す。この奇妙な“誘拐旅行”の道中、2人は農家の男や小学校の教師など、さまざまな人々と出会い、交流を重ねていくが…。
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あらすじ
沼津に住む浪人生のシューマは、ある日「俺の人生の目的は1年365本の映画を観ること。それを20年続けること」とうそぶく奇妙な中年男・ダンさんと出会い、またたく間に意気投合する。2人の珍妙な友情は、いつまでも続くかと思われたが…。
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あらすじ
元トラック野郎の玉三郎に弟子入りを志願され迷惑な桃次郎とジョナサン。鳥羽の水族館で出会ったえり子のウエットスーツ姿に桃次郎は釘づけ。しかし彼女には真珠の研究者・駿介という恋人が。ある日、駿介が事故にあい桃次郎はトラックで病院に急ぐが…。
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あらすじ
戦国時代、自治都市・堺と呂宋(ルソン=フィリピン)の交易を開いた商人・呂宋助左衛門こと納屋助左衛門の物語。文化庁裁定申請中(2019年3月11日申請)
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あらすじ
巨大組織・山城組と地元の西田組が抗争中の大阪南部地区。10年のキャリアを誇る敏腕刑事・黒岩竜は捜査四課に復帰する。やがて、山城組と警察上層部の癒着を知った黒岩は、西田組の幹部・岩田と兄弟盃を交わし、追い詰められていく西田組に加担するが…。
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あらすじ
昭和35年の秋。大阪の中心部・ミナミの盛り場は、石村組と南原組が勢力を二分していたが、戦後派不良グループ・大阪双竜会が加わり、凄まじい抗争が展開されていた。そして、大阪進出を企図していた川田組の斬り込み隊長・山地にある好機が生まれ…。
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あらすじ
大阪へ出稼ぎに行った徳松は、帰りの道中で博打の大天才“先生”と出会う。だが、河内では徳松たちの大家が、難波組との博打に長屋の権利書を持ち出していた。徳松らは先生の霊感で窮地を切り抜けるが、難波組はあくどい手口で乗っ取りをたくらんでいた。
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あらすじ
昭和43年、広島。関東同志会の広島進出に対し、県下の暴力団は一致団結してこれを撃退。殺人を犯した大西組幹部・神野は8年の刑に服した。やがて県下の暴力団は統一され、神野の兄弟分・北条が会長に就任する。神野は刑期を終えて出所するが…。
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あらすじ
昭和41年。「広島抗争」は、警察による「頂上作戦」で終結したかにみえた。広能は網走刑務所に収監され、山守組最高幹部・武田が広島ヤクザたちに大同団結を呼びかける。政治結社「天政会」 として統一されたものの、参与・杉田が暗殺され…。
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あらすじ
大正11年。新潟からやって来た石黒彦市は横浜に住みつき、賭場に出入りするようになる。そして賭場荒らしのぽっかりの春と親しくなり、ふたりは賭場荒らしを繰り返す。大正12年の関東大震災で彦市の人生が大きく変わったなか、ある時、娼婦のおきみと出会う。
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あらすじ
夜桜銀次こと平尾国人は、兄弟分の石野組々長・石野一郎が坂口組に狙撃されたことから、報復に坂口組幹部を殺害。警察の手を逃れ、大阪の大東組に身を寄せた銀次は、石野が盃を受けた兵頭組の幹部に反発を覚えながらも、敵対する双竜会を相手に暴れ回る。
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あらすじ
いつもの通り出所した政は、迎えに来た勝と共に神戸へ。そこで不良少女ジュンと出会う。舎弟にしてほしいと頼むジュンを仲間に加えた勝の元に、神戸を仕切る加賀組の塚本がやって来る。勝は実は資産家の息子だった。政に付き添われ母と対面する勝だったが…。
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あらすじ
クラブ経営者との味気ない暮らしに嫌気が差し、店のレジから金を盗んで逃げ出した聖子。一方、高利貸しを殺したチンピラ・次郎も自らの命を狙われる憂き目に遭い、金を盗んで逃走していた。そんな2人の運転する車が、郊外の十字路で衝突事故を起こす。
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あらすじ
昭和35年。広島最大のヤクザ組織・村岡組のナンバー1である杉原が殺される。これを機に、村岡組の跡目を巡って熾烈な抗争が勃発。それは、西日本最大の組織である神戸・明石組を巻き込んだ一大抗争へと発展していく…。
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あらすじ
駅前の利権をめぐって博徒の村岡組とテキ屋の大友連合会が対立する中、博打トラブルに巻き込まれた工員の山中は刑務所に入れられてしまう。3年後、彼は出所するが、大友連合会の連中に袋叩きにされたことで村岡組へ入り、壮絶な抗争に身を投じていく。
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あらすじ
出所した政は、勝次が当たり屋に失敗して入院したのを知り、はねた相手を脅して見舞金をせしめようと計画。相手の神洋交易社社長・李は、やくざの安武と麻薬の取引の最中だった。李の用心棒・広津は、政と組んで三億円の横取りを計画するが…。