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検索キーワード:「徳大寺伸」
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あらすじ
深川にある辰馬組は、任侠に生きる親分・辰馬勇太郎が率いる任侠集団。“ケンカ松”と呼ばれる小頭・関根政次の采配ぶりもあり勢いを増していた。ある時、関東七人会の一員・大和田組との間で騒動が起こる。政次は事態の解決のため大和田組に乗り込むが…。
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あらすじ
大正初期の横浜。愚連隊の仲間たちとノミ屋を始めた坂東竜次。だがそこは南部組の縄張りで、彼は組長の息子・政吉と決闘をし、互いに勝負を譲らなかった。その後、新興ヤクザ・鳴海組に入った竜次は、南部組組長・汐太郎を襲えと命じられるが…。
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あらすじ
父・瀬名伝右衛門の死の真相を求めて江戸へやってきた紫右京之介。江戸の町は、大老・酒井雅楽頭一派と、正義感の大目付・松平将監の対立によって険悪な空気が流れていた。右京之介は父の死因の手掛かりを酒井が持っていると知り、酒井邸に忍び込む。
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あらすじ
京の名門・吉岡道場の当主・吉岡清十郎を破った宮本武蔵。彼は清十郎の弟・伝七郎から仇敵とされ、門弟一同から追われる羽目に。ある日、武蔵は伝七郎から果たし状を突きつけられる。この立ち合いで武蔵は彼らを一蹴し、伝七郎と吉岡の門弟らは面目を失う。
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あらすじ
徳川幕府がイスパニアから輸入した新型の銃2,500挺を積んだ船が、海賊に襲われた。柳生十兵衛は全国から64人の精鋭を集めて探索に乗り出すことに。集まった中の1人・新宮の小五郎は紀州の九鬼嘉隆の家臣であった。この嘉隆の弟が事件に加担していた。
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あらすじ
田沼二代にわたる悪政で世の中が乱れ切っていたので、老中首席となった松平越中守定信が奢侈禁止令を発した。近江屋・お美津はそんな令など無視していたが、父の五兵衛が不慮の急死を遂げると様相が変わる。五兵衛の死にはある陰謀が絡んでいるようで…。
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あらすじ
冬の朝、将軍家狩猟場の駒場野に向かって歩を進める深編笠の浪人者があった。恩師・小野忠明暗殺の報を聞き、兵法修行の旅から急ぎ帰った神子上源四郎だった。やがて、江戸に入った源四郎は、ひょんなことから将軍家の姫君・加寿姫と出会い…。
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あらすじ
酒問屋・津の国屋の養女・おきよが首をくくった。その後、彼女を見たという怪事件が続発。さらに津の国屋で不幸が起こり…(「第一の謎」)。真庭念流道場の主が殺された。彼の妻や門下生は亡霊の仕業だと主張し、半七は首をかしげる(「第二の謎」)。
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あらすじ
米飢饉に見舞われた清水港。米問屋の養子・長五郎は、米を売ることもできず昼間から博打にふける日々を過ごしていた。そんなある日、浪人姿の老人・嘉平次が店先で米をゆすった。長五郎は彼を痛めつけ、米を与えて追い返す。屈辱を受けた嘉平次は…。
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あらすじ
窃盗罪で伝馬町の牢に入れられた物書きの亀屋東西。そこで江戸で人気の義賊・ふり袖小僧と出会い、喜んだ東西はこんな物語を綴り始めた。岡っ引きに追われるふり袖小僧。とある料亭に逃げ込むが、そこで浪人に扮した新奉行・遠山左衛門尉と出くわしてしまう。
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あらすじ
元禄14年、春。朝廷からの勅使、院使の接待役を命ぜられた赤穂藩主・浅野内匠頭は、指南役の吉良上野介に意地の悪い仕打ちを受ける。無理難題を切り抜けた内匠頭だったが、上野介の吐いた「田舎大名」の言葉に堪忍袋の緒が切れ、刃傷沙汰を起こしてしまい…。
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あらすじ
め組の辰五郎の娘・お雪は、無礼討ちされかけた浮浪児・三太を救った。だが、その騒ぎを父に叱られ家を飛び出す。お雪は上州無宿追分の雪太郎と名乗り、旅人姿で三太と共に西へ向かう。その道中、島田の宿で津波の小五郎という旅人と出会う。
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あらすじ
おきゃんで美声で器量よしの油屋の箱入り娘・お染は、優しくて美男子の丁稚・久松に思いを寄せていた。ある日、放蕩者の多三郎から二百両もの大金を届けないと殺されるとの手紙が舞い込み、油屋はてんやわんやの大騒ぎになってしまい…。
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あらすじ
物心ついた頃から武州大台ケ原の真崎道場に通う葵新吾。梅井多門と真崎庄三郎に大切に育てられてきた新吾だったが、ある日、近所の娘・お縫に言い寄る黒田藩の武士5人を斬り、黒田藩に出頭を命じられる。新吾は多門から自分の出生の秘密を聞かされ…。
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あらすじ
花のお江戸の春祭り。若さまは相変わらずの酩酊ぶりで上機嫌。だが、一夜明けた川岸に無惨な死体が転がっていた。殺されたのは小町娘・おあいの父・政五郎。さらにその夜、娘1人がまた地獄へと葬られた。遠州屋小吉は若さまのお知恵を拝借することに。
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あらすじ
豪商を襲う謎の暴力団が暗躍しており、今夜も越後屋の主人夫婦が惨殺され巨万の富が奪われた。南町奉行所与力・佐々島俊蔵と目明しの遠州屋・小吉は犯人の足取りが掴めず、船宿「喜仙」の若さまを訪ねた。若さまは事件を知っていたが首をひねるばかりだった。
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あらすじ
はぐれ島を脱出し、ついに日本にたどりついた五郎は、鞍馬山を目指していた。そんな彼を変装した桜子が後を追う。鞍馬山を登る最中、五郎はひょんなことから夕月丸と切り結ぶことになるが、戦いの中でお互いに十字架を持つ同士と知り…。
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あらすじ
オンゴ一味に追い着かれ、再び捕らわれてしまった五郎は、日本の南端の「はぐれ島」に送られる。加賀爪丹波の所有する秘密の鉄砲工場で使役中、トカチが黒水仙の十字架を持つ最後の同士であることを知る。五郎はトカチの助けを借り、はぐれ島脱出を試みる。
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あらすじ
片目の運転手で実は多羅尾伴内は、警察に追われた拳銃銀行強盗犯3人組を見事捕縛する。その一味が所持していた拳銃は未登録のもので、出所先を探る伴内は、拳銃の大密輸団の動静を察知する。そんななか、ひそかに巡らせたわなに1人の男がかかり…。
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あらすじ
オンゴの反乱により滅びたカラコジア王国。家臣たちは王から財宝の秘密を秘めた七つの十字架と指輪を渡され、王子と姫と共に脱出。100年後、王国の末裔である姫は日本にいた。そして、家臣の子孫たちも日本とネパールで、それぞれ機が熟すのを待っていた…。
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あらすじ
お粂の知らせによって危機から脱した万次郎。だが横恋慕をわびたお粂は、鬼女の面のありかを知らせた後に自害してしまう。万太郎はその知らせをもとに左衛門に迫る。傷を負わせて仮面を取り戻すも、夜光の短剣の探索図の一片を奪われてしまう。
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あらすじ
戦艦・ニューブリテン号の主の息子が新微組に誘拐された。新微組は子と引き換えに薩摩との軍艦譲渡の契約破棄を迫るが、黒頭巾が子を救出し、彼の長屋へと連れていく。するとこれを知った海賊がひと儲けしようと王の子を誘拐。軍艦譲渡書を渡せと王に迫り…。