水戸黄門の歴代主要キャスト一覧!助さん格さんを演じた歴代俳優たち

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「この紋所が目に入らぬか」という決めゼリフが有名な「水戸黄門」はTBS系列で約40年に渡って放送された人気時代劇ドラマです。

長く放送された番組ということもあって同じ役柄を演じている俳優も代替わりを繰り返しているという特徴があります。

それぞれの俳優に魅力があるため、どの時代の水戸黄門が好きかというのも意見が分かれるかもしれません。

テレビドラマというイメージが強いかもしれませんが、1978年にはテレビに出演している同じキャストで映画「水戸黄門」も制作されています。

ここでは水戸黄門に出演した歴代主要キャストをその魅力とともに紹介していきたいと思います。

  1. ドラマ「水戸黄門」の歴史と魅力
  2. 水戸黄門(水戸光圀)を演じた歴代俳優
    1. 初代 水戸黄門:東野英治郎(第1部~第13部)
    2. 2代目 水戸黄門:西村晃(第14部~第21部)
    3. 3代目 水戸黄門:佐野浅夫(第22部~第28部)
    4. 4代目 水戸黄門:石坂浩二 (第29部~第30部)
    5. 5代目 水戸黄門:里見浩太朗 (第31部~第38部)
  3. 助さん(佐々木助三郎)を演じた歴代俳優
    1. 初代助さん:杉良太郎(第1部~第2部)
    2. 2代目助さん:里見浩太朗(第3部~第17部)
    3. 3代目助さん:あおい輝彦(第18部~第28部)
    4. 4代目助さん:岸本祐二(第29部~第31部)
    5. 5代目助さん:原田龍二(第32部~第41部)
    6. 6代目助さん:東幹久(第42部~第43部)
  4. 格さん(渥美格之進)を演じた歴代俳優
    1. 初代格さん:横内正(第1部~第8部)
    2. 2代目格さん:大和田伸也(第9部~第13部)
    3. 3代目格さん:伊吹吾朗(第14部~第28部)
    4. 4代目格さん:山田純大(第29部~第31部)
    5. 5代目格さん:合田雅吏(第32部~第41部)
    6. 6代目格さん:的場浩司(第42部~第43部)
  5. 風車の弥七を演じた歴代俳優
    1. 初代弥七:中谷一郎(第1部~第27部)
    2. 2代目弥七:内藤剛志(第37部~第43部)
  6. うっかり八兵衛のキャラクター変遷と歴代俳優
    1. うっかり八兵衛:高橋元太郎(第2部~第28部)
  7. 由美かおるが演じた「かげろうお銀」と「疾風のお娟」の役どころ
  8. 水戸黄門スピンオフ作品「水戸黄門外伝かげろう忍法帖」について
  9. 歴代水戸黄門が見れる動画配信プラットフォーム
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ドラマ「水戸黄門」の歴史と魅力

「水戸黄門」は実際に実在した江戸時代水戸藩主である「徳川光圀」のことです。

この徳川光圀は国史(大日本史)を編纂するために日本各地に学者を派遣していますが、光圀自身は日本中を旅したことはありません。

しかしこのエピソードを元にして光圀が日本中を漫遊しながら悪者を懲らしめていくという創作物語である「水戸黄門漫遊記」ができるとこれが大人気となりました。

そしてこの水戸黄門漫遊記を元にしてテレビドラマ「水戸黄門」ができたのです。

やはり主人公である徳川光圀が実在した人物であるということや、助さん格さんのモデルとなった人物である「佐々十竹(佐々宗淳)」や「安積澹泊(安積覚兵衛)」という家臣が居たということもリアリティを感じさせる魅力となっていると言えるでしょう。

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U-NEXTでは、1957年の東千代之介、大川橋蔵、片岡千恵蔵出演の『水戸黄門』、1959年の『水戸黄門 天下の副将軍』、1978年の東野英治郎、里見浩太郎、大和田伸也出演の『水戸黄門』などが配信されています。

水戸黄門(水戸光圀)を演じた歴代俳優

テレビドラマ「水戸黄門」は約40年にも渡って続いた人気作であるため、一人の俳優がずっと同じ役柄を演じるということがなかなかできず、主人公の「水戸黄門」も4代目まで代替わりしながら放送された番組です。

ここではそんな主要キャラの中でも主人公である水戸黄門を演じた歴代俳優について紹介していきます。

水戸黄門シリーズ一覧と水戸光圀公を演じた歴代俳優

放送期間水戸光圀を演じた俳優
第1部1969.8.4~1970.3.9東野英治郎
第2部1970.9.28~1971.5.10
第3部1971.11.29~1972.6.5
第4部1973.1.22~9.17
第5部1974.4.1~9.30
第6部1975.3.31~11.3
第7部1976.5.24~1977.1.10
第8部1977.7.18~1978.1.30
第9部1978.8.7~1979.2.5
第10部1979.8.13~1980.2.11
第11部1980.8.18~1981.2.9
第12部1981.8.31~1982.3.1
第13部1982.10.18~1983.4.11
第14部1983.10.31~1984.7.9西村晃
第15部1985.1.28~10.21
第16部1986.4.28~1987.1.19
第17部1987.8.24~1988.2.22
第18部1988.9.12~1989.5.1
第19部1989.9.25~1990.4.16
第20部1990.10.22~1991.10.7
第21部1992.4.6~11.9
第22部1993.5.17~1994.1.24佐野浅夫
第23部1994.8.1~1995.5.15
第24部1995.9.11~1996.6.10
第25部1996.12.9~1997.10.27
第26部1998.2.9~1998.8.17
第27部1999.3.22~10.18
第28部2000.3.6~11.13
第29部2001.4.2~9.17石坂浩二
第30部2002.1.7~7.1
第31部2002.10.14~2003.3.24里見浩太朗
第32部2003.7.28~12.8
第33部2004.4.12~9.20
第34部2005.1.10~6.6
第35部2005.10.10~2006.3.6
第36部2006.7.24~12.18
第37部2007.4.9~9.17
第38部2008.1.7~6.30
第39部2008.10.13~2009.3.23
第40部2009.7.27~12.21
第41部2010.4.12~6.28
第42部2010.10.11~2011.3.21
第43部2011.7.4~12.19

初代 水戸黄門:東野英治郎(第1部~第13部)

出典元:TBS

1969年の放送開始から1983年の第13部まで主人公である水戸黄門を演じたのが東野英治郎です。

東野英治郎は戦後さまざまな映画に脇役として出演しており、演技力が認められて善悪を問わず役柄を演じていました。

そして初めての主演作となったのが水戸黄門だったのです。

この役柄は東野英治郎の代表作と呼ばれるほどの人気となり、高齢による体力の限界によって降板するまでの間、約14年にわたって水戸黄門を演じ続けました。

2代目 水戸黄門:西村晃(第14部~第21部)

出典元:TBS

初代水戸黄門を演じた東野英治郎の後を継いだのが西村晃です。

西村晃は悪役やお調子者など幅広く役柄を演じる演技派の俳優でしたが、主役を演じることはありませんでした。

初主役作品となったのが水戸黄門なのです。

悪人を懲らしめる時の厳しい表情から一転して民衆に向ける優しい表情までを演じ分ける演技力、立ち居振る舞いの美しさなどから人気となりました。

1992年、夫人が亡くなったことをきっかけとして役を降板しており、約9年間にわたり水戸黄門を演じました。

3代目 水戸黄門:佐野浅夫(第22部~第28部)

出典元:TBS

佐野浅夫は時代劇やホームドラマを中心に出演していた俳優ですが、1993年から2000年にかけて3代目水戸黄門として出演しています。

初代、2代目の水戸黄門は威厳を感じさせる厳しい態度で演じることがありましたが、この佐野の水戸黄門は優しさを全面に押し出した雰囲気で演じられており、どちらかと言えば慈悲深さを強調した水戸黄門となっています。

4代目 水戸黄門:石坂浩二 (第29部~第30部)

出典元:TBS

3代目の浅野の後を継いだのは実力派俳優として抜群の知名度を誇っていた石坂浩二です。

バラエティ番組のMCや大河ドラマなど幅広く活躍しており、この水戸黄門の役も注目されました。

この石坂浩二が演じた第29部、30部の水戸黄門は史実に近い物語の構成となっており、水戸黄門のトレードマークでもある白い髭をしないといったものとなっており、これまでの水戸黄門とは違った作品となっています。

ただ、2001年から水戸黄門を演じたのですが、2002年に石坂浩二が直腸がんの手術を行うこととなったため、実働1年ほどで役を降板しています。

5代目 水戸黄門:里見浩太朗 (第31部~第38部)

出典元:TBS

病気によって降板した4代目石坂浩二の後を受けて5代目水戸黄門を演じたのが里見浩太朗です。

里見浩太朗は後述しますが、16年に渡って「助さん」を演じており、助さんを降板してから約14年を経て「水戸黄門」として復帰したこととなります。

里見浩太朗はゲスト出演した回を含めると、「シリーズ歴代の佐々木助三郎・渥美格之進の役全員との共演」を果たしているただ一人の俳優です。

その溢れる重厚感はまさに威厳たっぷりの水戸黄門だったと言えるでしょう。

助さん(佐々木助三郎)を演じた歴代俳優

「助さん(佐々木助三郎)」は水戸黄門と共に日本中を漫遊するお供であり、「格さん」と共に悪党を懲らしめるシーンでは派手な立ち回りを演じる役柄でもあります。

そんな助さんを演じたのは演技力溢れる主演級俳優から、これからの飛躍が期待される若手イケメン俳優までさまざまです。

ここではそんな助さんを演じた俳優を紹介していきます。

水戸黄門シリーズ一覧と助さん(佐々木助三郎)を演じた歴代俳優

放送期間助さん(佐々木助三郎)を演じた俳優
第1部1969.8.4~1970.3.9杉良太郎
第2部1970.9.28~1971.5.10
第3部1971.11.29~1972.6.5里見浩太朗
第4部1973.1.22~9.17
第5部1974.4.1~9.30
第6部1975.3.31~11.3
第7部1976.5.24~1977.1.10
第8部1977.7.18~1978.1.30
第9部1978.8.7~1979.2.5
第10部1979.8.13~1980.2.11
第11部1980.8.18~1981.2.9
第12部1981.8.31~1982.3.1
第13部1982.10.18~1983.4.11
第14部1983.10.31~1984.7.9
第15部1985.1.28~10.21
第16部1986.4.28~1987.1.19
第17部1987.8.24~1988.2.22
第18部1988.9.12~1989.5.1あおい輝彦
第19部1989.9.25~1990.4.16
第20部1990.10.22~1991.10.7
第21部1992.4.6~11.9
第22部1993.5.17~1994.1.24
第23部1994.8.1~1995.5.15
第24部1995.9.11~1996.6.10
第25部1996.12.9~1997.10.27
第26部1998.2.9~1998.8.17
第27部1999.3.22~10.18
第28部2000.3.6~11.13
第29部2001.4.2~9.17岸本祐二
第30部2002.1.7~7.1
第31部2002.10.14~2003.3.24
第32部2003.7.28~12.8原田龍二
第33部2004.4.12~9.20
第34部2005.1.10~6.6
第35部2005.10.10~2006.3.6
第36部2006.7.24~12.18
第37部2007.4.9~9.17
第38部2008.1.7~6.30
第39部2008.10.13~2009.3.23
第40部2009.7.27~12.21
第41部2010.4.12~6.28
第42部2010.10.11~2011.3.21東幹久
第43部2011.7.4~12.19

初代助さん:杉良太郎(第1部~第2部)

出典元:TBS

杉良太郎は時代劇に多く出演していた俳優であり、「遠山の金さん」の主演俳優としても知られています。

また、歌手としても有名で「すきま風」はシングルレコード100万枚の売り上げを記録しています。

そんな杉良太郎は1969年の第1部と第2部で助さんを演じています。

やはり杉良太郎らしく、悪人を懲らしめる時の迫力が特徴的な助さんだったと言えます。

2代目助さん:里見浩太朗(第3部~第17部)

出典元:TBS

里見浩太朗は1971年開始の第3部から1988年放送の第17部まで16年にわたって助さんを演じました。

役柄を演じていた期間が長いということもあって、「助さんと言えば里見浩太朗」というイメージが残っている人も多くいます。

特に悪人を相手の立ち回りでは素手で戦うことが多い格さんと違って、刀(峰打ち)で戦うことが多かった助さんの強さ、迫力、美しさに魅力を感じる人が多くいました。

これは時代劇俳優として刀の取り扱いに慣れていた里見浩太朗の技量が発揮された結果だと言えるでしょう。

3代目助さん:あおい輝彦(第18部~第28部)

出典元:TBS

里見浩太朗の後を継いで1988年第18部のシリーズから助さんを演じたのが、あおい輝彦です。

あおい輝彦はもともとアイドルグループ「ジャニーズ」の一員であり、歌手として活動していましたが、ジャニーズ解散後は声優、俳優としても活動をしていました。

あおい輝彦の助さんは里見浩太朗の助さんよりはスマートさと優しさを出したものであり、その甘いマスクと立ち居振る舞いの美しさから助さんの人気を不動のものとしていきました。

また、助さんとしては里見浩太朗につぐ長さの12年間という期間を演じています。

4代目助さん:岸本祐二(第29部~第31部)

出典元:TBS

4代目の助さんは沖縄出身の俳優である岸本祐二です。

タイミングとしては石坂浩二が水戸黄門をしていた第29部から助さんを演じており、第31部までの3年間を演じました。

杉良太郎、里見浩太朗のような重厚感を感じさせるようなタイプではなく、どちらかというと若くてスマートな路線の助さんを演じました。

5代目助さん:原田龍二(第32部~第41部)

出典元:TBS

原田龍二はバラエティ番組に出演したり、ドラマにも多く俳優として出演しているだけでなく、温泉が好きということで温泉ロケに多く出演しています。

また、幽霊に対する関心も強く、心霊系のYou Tubeチャンネルを持っていることでも知られています。

甘いマスクと引き締まった身体が特徴的で、そのスマートな助さんが大人気となりました。

この水戸黄門のレギュラー出演のために京都に引っ越すという力の入れようからもわかるように原田龍二自身も助さんを全力で演じていたことがわかります。

6代目助さん:東幹久(第42部~第43部)

出典元:TBS

レギュラーシーズン最後の助さんを演じたのが東幹久です。

元々は渋谷にいたところをスカウトされて芸能界に入ったという経歴を持っており、長くホームドラマ、トレンディドラマに出演して二枚目俳優からコメディまで幅広く演じました。

また、歯磨き粉のテレビコマーシャルで「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズでさらに知名度を高めました。

水戸黄門ではレギュラーシーズン最後の第42部と第43部で助さんを演じており、スマートでイケメンのイメージが強い助さんらしい演技で活躍しました。

格さん(渥美格之進)を演じた歴代俳優

「格さん」は助さんと共に水戸黄門と旅をしており、戦闘シーンでは中心となって立ち回りを演じる役柄です。

また、かなり初期からクライマックスシーンで印籠を出して「この紋所が目に入らぬか」という決めセリフを言う重要な役柄でもあります。

ここではそんな格さんを演じた歴代俳優を紹介していきます。

水戸黄門シリーズ一覧と格さん(渥美格之進)を演じた歴代俳優

放送期間格さん(渥美格之進)を演じた俳優
第1部1969.8.4~1970.3.9横内正
第2部1970.9.28~1971.5.10
第3部1971.11.29~1972.6.5
第4部1973.1.22~9.17
第5部1974.4.1~9.30
第6部1975.3.31~11.3
第7部1976.5.24~1977.1.10
第8部1977.7.18~1978.1.30
第9部1978.8.7~1979.2.5大和田伸也
第10部1979.8.13~1980.2.11
第11部1980.8.18~1981.2.9
第12部1981.8.31~1982.3.1
第13部1982.10.18~1983.4.11
第14部1983.10.31~1984.7.9伊吹吾朗
第15部1985.1.28~10.21
第16部1986.4.28~1987.1.19
第17部1987.8.24~1988.2.22
第18部1988.9.12~1989.5.1
第19部1989.9.25~1990.4.16
第20部1990.10.22~1991.10.7
第21部1992.4.6~11.9
第22部1993.5.17~1994.1.24
第23部1994.8.1~1995.5.15
第24部1995.9.11~1996.6.10
第25部1996.12.9~1997.10.27
第26部1998.2.9~1998.8.17
第27部1999.3.22~10.18
第28部2000.3.6~11.13
第29部2001.4.2~9.17山田純大
第30部2002.1.7~7.1
第31部2002.10.14~2003.3.24
第32部2003.7.28~12.8合田雅吏
第33部2004.4.12~9.20
第34部2005.1.10~6.6
第35部2005.10.10~2006.3.6
第36部2006.7.24~12.18
第37部2007.4.9~9.17
第38部2008.1.7~6.30
第39部2008.10.13~2009.3.23
第40部2009.7.27~12.21
第41部2010.4.12~6.28
第42部2010.10.11~2011.3.21的場浩司
第43部2011.7.4~12.19

初代格さん:横内正(第1部~第8部)

出典元:TBS

1969年に放送が開始された第1部から8部までの8年間にわたって格さんを演じたのは横内正です。

横内正はその後、1978年から放送された「暴れん坊将軍」で大岡忠相の役を19年間演じていることからもわかるように時代劇俳優としてのイメージが強いのですが、実は本格的な時代劇ドラマは水戸黄門の格さんが初めてというエピソードがあります。

放送の初期では毎回印籠をだしていたわけではありませんが、放送3年ごろから毎回出すようになりました。

その後の歴代の格さんもその「決めシーン」を踏襲するようになっていきました。

そういった意味では「格さん」としてのイメージを決定づけたのはやはり初代格さんの横内正だと言えるでしょう。

2代目格さん:大和田伸也(第9部~第13部)

出典元:TBS

第9部から第13部までの格さんを演じたのが大和田伸也です。

大河ドラマにも数多く出演している実力派俳優と知られており、水戸黄門でも格さんの力強いイメージをあますことなく演じています。

また、夫人とは第9部の最終回で共演したことがきっかけとなって交際を開始しており、仲人については水戸黄門役を演じていた東野英治郎がつとめています。

3代目格さん:伊吹吾朗(第14部~第28部)

出典元:TBS

水戸黄門第14部から第28部までの17年間に渡って格さんを演じたのが伊吹吾郎です。

格さんを演じた期間が非常に長いということもあって、年配のファンの中にも格さんというと伊吹吾郎のイメージが強いという人が多くいます。

伊吹吾郎の格さんはとにかく力強く、迫力のある立ち回りが特徴的です。

体格が大きいということもあって、素手で相手を倒していくシーンが圧倒的でした。

また、とにかく真面目で実直な人柄から人望が厚く、水戸黄門を降板してからもさまざまな番組に出演しています。

水戸黄門にもレギュラーを降板してからもたびたびゲスト出演しています。

4代目格さん:山田純大(第29部~第31部)

出典元:TBS

ハワイの中学、高校、大学を出ているという国際的な俳優です。

大学時代に日本のドラマを見て感動し、日本で俳優になることを決めています。

そしてハワイ大学からペパーダイン大学国際関係学部アジア学科に転入して日本について学んでいます。

日本ではNHK連続テレビ小説で俳優デビューしており、それ以降は数多くのドラマ、映画、舞台に出演しています。

水戸黄門では4代目の格さんを演じています。

山田純大自身が格闘技や殺陣を得意としているということもあって、格さんらしい力強い演技をしています。

5代目格さん:合田雅吏(第32部~第41部)

出典元:TBS

5代目の格さんを演じたのは合田雅吏です。

学生時代からモデルとして活躍していたことからもわかるように抜群のスタイルと甘いマスクの俳優です。

スーパー戦隊シリーズの「超力戦隊オーレンジャー」で俳優デビューしています。

2003年からは5代目の格さんとして水戸黄門に出演しており、2010年の第41部まで演じていました。

殺陣と日本舞踊を本格的に学んだということもあって、時代劇の立ち居振る舞いの美しさが評判となりました。

また、殺陣については市民に指導できるレベルであり、本格的な立ち回りを演じています。

6代目格さん:的場浩司(第42部~第43部)

出典元:TBS

6代目の格さんを演じたのは現在もさまざまな番組に出演している的場浩司です。

もともとはトラックの運転手をしていた時にテレビ出演し、その後俳優デビューしています。

デビュー翌年からは「はいすくーる落書」「ママハハ・ブギ」「予備校ブギ」などの人気ドラマに連続して出演しており、一気に知名度を上げました。

42部からは東幹久と共に助さん格さんを演じています。

これまでの格さんと比べると比較的スマートな印象を感じさせました。

風車の弥七を演じた歴代俳優

水戸黄門は助さん格さん以外にも魅力あるキャラクターが出演しています。

その中でも人気が高いのが「風車の弥七(かざぐるまのやしち)」です。ここでは風車の弥七を演じた歴代俳優を紹介していきます。

水戸黄門シリーズ一覧と風車の弥七を演じた歴代俳優

放送期間風車の弥七を演じた俳優
第1部1969.8.4~1970.3.9中谷一郎
第2部1970.9.28~1971.5.10
第3部1971.11.29~1972.6.5
第4部1973.1.22~9.17
第5部1974.4.1~9.30
第6部1975.3.31~11.3
第7部1976.5.24~1977.1.10
第8部1977.7.18~1978.1.30
第9部1978.8.7~1979.2.5
第10部1979.8.13~1980.2.11
第11部1980.8.18~1981.2.9
第12部1981.8.31~1982.3.1
第13部1982.10.18~1983.4.11
第14部1983.10.31~1984.7.9
第15部1985.1.28~10.21
第16部1986.4.28~1987.1.19
第17部1987.8.24~1988.2.22
第18部1988.9.12~1989.5.1
第19部1989.9.25~1990.4.16
第20部1990.10.22~1991.10.7
第21部1992.4.6~11.9
第22部1993.5.17~1994.1.24
第23部1994.8.1~1995.5.15
第24部1995.9.11~1996.6.10
第25部1996.12.9~1997.10.27
第26部1998.2.9~1998.8.17
第27部1999.3.22~10.18
第37部2007.4.9~9.17内藤剛志
第38部2008.1.7~6.30
第39部2008.10.13~2009.3.23
第40部2009.7.27~12.21
第41部2010.4.12~6.28
第42部2010.10.11~2011.3.21
第43部2011.7.4~12.19

初代弥七:中谷一郎(第1部~第27部)

出典元:TBS

1969年の水戸黄門第1部から第27部まで風車の弥七を演じたのが中谷一郎です。

派手な演技をするわけでもなく、目立つイケメンではないものの、ニヒルな表情と渋い演技で圧倒的な人気を集めました。

東野英治郎が降板する際に自らも降板を申し出ましたが、強引に引き止められるほどの重要な役となっていたことがわかります。

ただ、第22部の途中で大腸がんで倒れてからは病気と闘いながらの出演となり、出演しない話も増えていきました。

レギュラー出演していた役者の中でも第4位の出演回数を誇っており、やはり風車の弥七と言えば中谷一郎、中谷一郎と言えば風車の弥七という人が数多くいます。

2代目弥七:内藤剛志(第37部~第43部)

出典元:TBS

他の役柄は前の役者が降板するとすぐに代替わりしながら続いていったのですが、風車の弥七はあまりにも中谷一郎のイメージが強すぎたことから空席のままでした。

そしてかなり間隔があいて2007年の第37部から演じたのが内藤剛志です。

内藤剛志は1995年から2001年にかけて27クール連続でドラマ出演をしているという記録を持っており、すでに圧倒的な知名度と人気を誇る役者でした。

そんな内藤剛志は2011年の第43部まで風車の弥七を演じています。

うっかり八兵衛のキャラクター変遷と歴代俳優

水戸黄門の中でもとにかく明るくひょうきんで一行のムードメーカーの役割を果たしていたのが「うっかり八兵衛」です。

特に戦闘シーンに参加することはなく、立場が上なわけではないのに居なくてはならない存在というのがうっかり八兵衛だと言えます。

うっかり八兵衛:高橋元太郎(第2部~第28部)

出典元:TBS

水戸黄門の第2部から2000年の第28部までの約30年間うっかり八兵衛として出演し続けたのが高橋元太郎です。

これは歴代のレギュラー出演者たちの中でも1位の出演回数でもあります。

とにかく団子を食べながら歩いている姿が印象的で、旅のムードメーカーとして活躍しました。

高橋元太郎が降板してからは他に「うっかり八兵衛」を演じられる役者がおらず、こちらも高橋元太郎のイメージが強すぎたために代替わりはしませんでした。

第40部からはうっかり八兵衛の養子という役柄で「ちゃっかり八兵衛」が登場していますが、これはうっかり八兵衛ではありません。

由美かおるが演じた「かげろうお銀」と「疾風のお娟」の役どころ

出典元:TBS

水戸黄門のお色気担当と言えば誰もが口をそろえて答えるほどの知名度を誇るのが「由美かおる」が演じた「かげろうお銀」です。

女性の忍者、くのいちであるお銀でとにかく有名なのが入浴シーンです。

1986年から2010年に降板するまでの24年間で「204回」もの回数の入浴シーンがあり、これはギネス記録レベルであるとされています。

こちらも由美かおるの後には「かげろうお銀」を演じる役者はおらず、唯一無二の存在であったと言えるでしょう。

水戸黄門スピンオフ作品「水戸黄門外伝かげろう忍法帖」について

くのいち・かげろうお銀の人気があまりにも高いことからスピンオフ作品が作られました。

これが「水戸黄門外伝かげろう忍法帖」です。

内容的には第23部と第24部の間の物語となっており、水戸光圀(佐野浅夫)、佐々木助三郎(あおい輝彦)、渥美格之進(伊吹吾朗)、うっかり八兵衛(高橋元太郎)が出演しています。

かげろうお銀と言えば水戸黄門のお色気担当でしたが、こちらの作品でもお銀やその配下のくのいちがお色気を使って悪党と闘っています。

歴代水戸黄門が見れる動画配信プラットフォーム

2024年7月31日現在、TBSで放送された水戸黄門シリーズのドラマを配信しているサービスはありません。

※当サイト調べ

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