健太
30代/男性
30 件のレビュー
3.0
いやあタイトル詐欺でした。。。 出来は悪くないし、役者も子役が良いので最後まで問題なく観れるのですが、思っていたのとは全然違う。。。 僕はてっきり「こどもしょくどう」を舞台に食事や交流を通じて虐待など個々のエピソードを語られるのだとばかり思っていたのですが、「こどもしょくどう」がキチンと登場するのはラスト数分だけで、それまではひたすらネグレクトされた姉妹を中心に、辛すぎる現実に打ちのめされる子供たちの姿が映し出されます。 これがリアルな分、かなり辛い。。。 正直ここまで暗い映画とは思ってなかったので、不意打ちでグッタリでした。 パッケージもホッコリしてるからすっかり騙されたわあ。
2024.06.07 投稿
5.0
間違いなく傑作。 年間ベストにも入るの確定の作品です。 口コミで徐々に火が付いたのは『カメ止め』同様。 しかしこのインディー離れしたクオリティの高さは『カメ止め』以上かも。 青年と殺し屋が心を通わす新手のバディモノとしても楽しめるし、ぼーっと生きる青年が一皮むけて成長する青春映画としても魅力的。 バイオレンスを抑えた演出と脚本だから、そっち方面は期待しちゃダメだけど、ラストの後味の良さとか、この手の映画としては異質でした。 役者のドハマリ具合も、素晴らしかった。 あと『ベイビーわるきゅーれ』好きなら本作は絶対刺さると思うので、ファンは是非観て欲しい!
2024.06.07 投稿
3.0
母が観たがったので一緒に鑑賞。 ジュディ・ガーランドに関しての知識はほとんどなく、子供の頃に『オズの魔法使い』を観た程度。 なので思い入れもなく、ぼんやりと観ていたが、主演のレネー・ゼルウィガーはさすがの演技力と吹き替えなしの歌唱力で、思わず引き込まれた。 これはアカデミー獲っただけはあるなあ。 しかし伝記映画としては、幼少期を少し描いただけで、ほとんど晩年のどうしようもなくなったかつてのスターのやるせない日々を描いており、痛々しさが際立つ。 もうちょい全盛期の頃を描いてくれると、僕のような無知な人間でも入り込みやすかったのかもなあと思った。
2024.06.05 投稿