健太

30代/男性

30 件のレビュー

投稿日順 評価順

名探偵コナン 100万ドルの五稜星

3.0

毎年恒例のコナン映画。クレしん、ドラと並んですっかり日本の風物詩と言っても良いでしょう。 今年はキッド大活躍だし、オールスターだし、『まじっく快斗』との繋がりも出てきてコナンファンばかりでなく、青山作品全体のファンも殊更に満足のいく出来だったのではないでしょうか? ラストあたりがどうにもご都合主義の嫌いはありますが、そこはまあ、あんまり突っ込むのは野暮なのかなあと。。。 多くのお客さん同様、僕も楽しめたのでOKでーす♪

2024.07.21 投稿

それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン

4.0

ナイナイのオールナイトニッポンで紹介してたので、普段は絶対観ないキッズ向けと知りつつ鑑賞。 ほとんどばいきんまんが主役と言ってもいい内容で、途中までほとんどアンパンマンが出ないという、幼少期にテレビアニメで親しんだ身としては異色の作りでした。 しかし内容はしっかりしたメッセージ性もあり、単なる子供向け作品ではなく大人も鑑賞に堪え得る見事なエンタメ映画でした。 ゲスト声優の上戸彩、岡村隆史(ナインティナイン)の勇姿も見れたし、総じて満足度が高かったですね。

2024.07.20 投稿

こどもしょくどう

3.0

いやあタイトル詐欺でした。。。 出来は悪くないし、役者も子役が良いので最後まで問題なく観れるのですが、思っていたのとは全然違う。。。 僕はてっきり「こどもしょくどう」を舞台に食事や交流を通じて虐待など個々のエピソードを語られるのだとばかり思っていたのですが、「こどもしょくどう」がキチンと登場するのはラスト数分だけで、それまではひたすらネグレクトされた姉妹を中心に、辛すぎる現実に打ちのめされる子供たちの姿が映し出されます。 これがリアルな分、かなり辛い。。。 正直ここまで暗い映画とは思ってなかったので、不意打ちでグッタリでした。 パッケージもホッコリしてるからすっかり騙されたわあ。

2024.06.07 投稿

メランコリック

5.0

間違いなく傑作。 年間ベストにも入るの確定の作品です。 口コミで徐々に火が付いたのは『カメ止め』同様。 しかしこのインディー離れしたクオリティの高さは『カメ止め』以上かも。 青年と殺し屋が心を通わす新手のバディモノとしても楽しめるし、ぼーっと生きる青年が一皮むけて成長する青春映画としても魅力的。 バイオレンスを抑えた演出と脚本だから、そっち方面は期待しちゃダメだけど、ラストの後味の良さとか、この手の映画としては異質でした。 役者のドハマリ具合も、素晴らしかった。 あと『ベイビーわるきゅーれ』好きなら本作は絶対刺さると思うので、ファンは是非観て欲しい!

2024.06.07 投稿

ラ・ヨローナ ~泣く女~

4.0

正統派のアメリカン・オカルトホラー。 攻め攻めの悪霊が見ていて楽しいし、フツウに怖い。 このシリーズの作品はハズレが少ないから、安心感があるね。 後半に登場する呪術医なる人物が、様々なアイテムで悪霊と戦う様が『霊幻道士』を彷彿とさせて個人的にはアツかったです。 今後も登場するかなあ? あの悪霊ハンターの夫婦と是非とも共闘して欲しいな♪

2024.06.07 投稿

ねこにみかん

3.0

いやあ、これは問題作でした。 歪な形っていうのは要するに一夫多妻制のこと。 一つ屋根の下に一人の父親と複数の母子が同居してるってワケ。 これだけで充分に攻めているのに、なんと本作は有田川をPRする目的のご当地映画だというんだから仰天である。 確かに作中には猫もみかんも出ては来るが、この強烈な設定と、必要以上に暗い鬱ドラマのおかげで全然PRになっていない。 でも、個人的には嫌いじゃなかった。 役者さんも上手かったしね。 共感は出来ないけど。 でも、タイトル詐欺だよなあ。。。 ホンワカした癒やし系ムービーを期待した方々はご愁傷さまですwww

2024.06.07 投稿

アマンダと僕

4.0

秀作。 ちょっと古めかしい映像も良いし、何より役者が素晴らしい。 涙ってあんなに自然に流せるんだ。という素直な驚き。 ホントこの手のヨーロッパ映画って子役が神懸ってることが多いけど、本作もご多分に漏れず。思わずこちらの感情も揺さぶられます。 肝であるアマンダと若い叔父さんの関係性がとても良く、ぐっと来ました。

2024.06.06 投稿

望み

4.0

殺人者となったかもしれない我が子を、それでも生きて欲しいと願う母親と、いっそ犠牲者であってくれと願う父親。 それぞれの望みが交錯する様は中々に見応えがあり、暗く重いテーマだからこそ真摯に向き合う姿勢が感じられた。 堤真一と石田ゆり子が両親を演じたのだが、それぞれ非常に良かった。 さすがは名優である。 辛い気持ちになるので、鑑賞時の体調を選ぶ作品ではある。

2024.06.06 投稿

ドント・ヘルプ

2.0

言うなればメキシコ版『エクソシスト』です。 はじめこそクライム・サスペンスの雰囲気がありますが、神父の登場で完全なる悪魔祓い映画と化します。 オカルト・ホラーとしての完成度は意外と低くなく、嫌らしい口撃を仕掛けて来る悪魔も悪くない。しかし、強盗を働くのにマスクも手袋もなく、顔を晒して家主の前で喋りまくる三姉妹はアホにしか見えませんでしたわw う~ん、惜しいですねえ。

2024.06.06 投稿

ブラック・スマイル

3.0

意外なコトは何も起きない典型的なサイコ・スリラーです。 先は読めまくるのですが、テンポが良く、最後まで飽きずにサクッと観れました。 ドローンで盗撮したり、邪魔者の料理にツバを入れたりと、細かくショボイ犯行を重ねるアレックスがどうにも嫌可愛い(爆) TV映画だけあって血の表現などは皆無なのでその点は物足りないのですが、ワリと楽しめる作品で、故人的には肩の力を抜いて観れる『丁度言い加減』の映画でした。 これでヒロインが美形なら、もっと良かったのですが。。。

2024.06.05 投稿

アシュラ

5.0

これぞ!な内容の韓国ノワールでした。 もう、文句のつけようがない圧倒的な完成度! 136分間にギチギチに詰まった怒声と暴力。 クライマックスはスプラッターも真っ青の血の海地獄! 役者も良かった。 主演のチョン・ウソンも良いが、何と言っても圧巻だったのは極悪市長を演じたファン・ジョンミン! 『ベテラン』で正義の熱血デカを演じたのと同一人物とは思えない徹底した悪党ぶりは戦慄モノでした。 やはりこのジャンルでは、韓国映画が頭一つ抜きん出ているように感じます。

2024.06.05 投稿

いぬやしき

5.0

ずーっと、地雷と思って回避してきた本作。 ところがどっこい傑作でした! いや、原作もアニメも見てたけど、見事に完全再現された四次元のアクションシーンの数々にブットビ! 空中を飛び回る人間ドッグ・ファイトとかね。 日本のCGはレベル低いと思ってたけど、このクオリティならハリウッドに喧嘩売れますよwww みんな!マーベルやDC映画なんか観てんじゃねえ! 日本人なら『いぬやしき』を観ろ! ……なんちゃって。 でも、ホントに面白かったなあ。 このスタッフで『進撃の巨人』撮ったら歴史変わったんじゃないか??? いや、今からでも遅くない!かもw

2024.06.05 投稿

Fukushima 50

4.0

観るまでちょっとどうかと思いましたが、想像以上に感動出来ました。 『フクシマフィフティ』と呼ばれている人達がいたことすら知らなかったです。。。 本作が撮られたのは震災から10年、エンタメ化するのは早すぎると眉をひそめる人もいるでしょうが、僕はこの映画から教えられたコトが確かにありました。 しかしやはり津波のシーンは、リアルに到底及ばない。 いや、そこは及ばなくていいのかもしれませんが。。。

2024.06.05 投稿

家族を想うとき

4.0

タイトルに反してメチャクチャ重い映画。 いや、ケン・ローチ監督作なんだからある程度は予想してたし、満足のいく秀作ではあったのですが、明日の見えない仕事の奴隷と化した父母がもの凄いリアルで。。。 いたたまれなくなりました。 しかし、社会の底辺でもがく人々を描き続けてきた監督の真骨頂とも言える内容なので、とても良い映画でした。 にしても、あのラストとか、唐突だからこそ、頭にこびりつくんですよね。。。

2024.06.05 投稿

大阪少女

2.0

残念無念。 あらすじを読んだ限りでは期待大だったのですが。。。 少女の成長物語のハズなのに、終始悪態をつきまくり殴りまくりのまんまラストまでいってしまう彼女にどうしても好印象を持てず。。。 いや、それでも面白ければイイんですけど、どうにもメリハリがない、かったるいストーリーにゲンナリ。石原監督作品は好きなだけに、どうにも歯がゆい思い。 この監督ならもっとドラマティックに、面白く出来たハズなのに。。。 坂口拓の使い方も、何とも勿体ない。

2024.06.05 投稿

透明人間

4.0

面白かったです。 いやあ、透明人間にもこんな解釈の仕方があるとは。。。 正に現代版と呼ぶに相応しい内容でした。 主演のエイザベス・モスも狂気の熱演で、ある意味、敵役の透明人間を食っていましたw でも個人的にホラー映画としてはポール・ヴァーホーヴェンの『インビジブル』の方が好き。でもサスペンス映画としては本作ですね。 どちらも面白いですが。

2024.06.05 投稿

ジュディ 虹の彼方に

3.0

母が観たがったので一緒に鑑賞。 ジュディ・ガーランドに関しての知識はほとんどなく、子供の頃に『オズの魔法使い』を観た程度。 なので思い入れもなく、ぼんやりと観ていたが、主演のレネー・ゼルウィガーはさすがの演技力と吹き替えなしの歌唱力で、思わず引き込まれた。 これはアカデミー獲っただけはあるなあ。 しかし伝記映画としては、幼少期を少し描いただけで、ほとんど晩年のどうしようもなくなったかつてのスターのやるせない日々を描いており、痛々しさが際立つ。 もうちょい全盛期の頃を描いてくれると、僕のような無知な人間でも入り込みやすかったのかもなあと思った。

2024.06.05 投稿

エスケーピング・マッドハウス

3.0

特殊な実話なだけにあらすじをしっかり書くとネタバレしてしまうという難儀な作品。 前情報なしで観た方がいいかも。 TV映画とは知らずに鑑賞。 悪くはないけど、ちょくちょく入る暗転は気になった。 (CMはモチロン流れないw) 主演はクリスティーナ・リッチ。調べるまで気付かず。 老けたなあ。。。 でも、魅力的な美熟女ではある。 全体的に地味さは否めないが丁寧に撮られた作品ではある。 実話である点も含めて評価したい。

2024.06.05 投稿

ザ・ヴェンジェンス

3.0

ムエタイ×ガンアクションのハイブリッドに挑戦した野心作。 久々にタイ産のアクションを観たけど、やっぱりデンジャラスなスタントに超人的ムエタイアクションは健在。燃えるぜ! 格闘アクションは申し分なかったけど、問題はガンアクションかな。。。 どうにも単調というか、大雑把というか。。。 やたら爆発するのもどうかと思うし、マシンガン二丁で突進するシーンでは銃口がブレブレになってたし、正直なくてよかったかも。 あとストーリーが薄いのは仕方ないとして、もう少し丁寧にやってくれないとフツウに見辛い。アンタ誰???が続出しましたw

2024.06.04 投稿

犬鳴村

1.0

マジで怖くなかった。。。 あの『呪怨』を生み出した清水崇がこんなショボイのを撮るなんて。 しかも14億の大ヒットとか謎すぎる! クライマックスに登場する「犬人間」はまるでコントのレベル。 小説家・乙一の撮った『シライサン』の方がずっとか怖い。 それよか韓国の『コンジアム』の方が数100倍怖い。 Jホラー負けとるぞ。もっとガンバレ!

2024.06.04 投稿

(r)adius/ラディウス

2.0

設定のアイデアは面白いんだけど、明らかにワンアイデアだけで撮っちゃった作品で、途中で息切れ起こします。 そして後半はもうメチャクチャ。 ここまで本筋から外れちゃうと違う意味では面白い。 あと、死んじゃう人たちの事切れ方がコントみたいでついつい笑っちゃいましたw どうにもマジメには観れん映画でした。 まあ、ネタにはなるかな?

2024.06.04 投稿

タリーと私の秘密の時間

2.0

母が見たがったので一緒に鑑賞。 正直言って、女性向き。 もしくは育児中か、育児経験者向きの作品だと感じました。 シャーリーズ・セロンの18キロ増量は圧巻だけど、ドラマ性は弱い。 ラストのどんでん返しも、なんか無理があるんだよなあ。

2024.06.04 投稿

ミック・テイラー 史上最強の追跡者

5.0

ここまで大化けした続編を僕は知らない。 まあ、前作見たのが10年以上前だから定かじゃない部分もあるけど、圧倒的にパワーアップしてカムバックしたのは確か。 とにかくジョン・ジャラット演じるミック・テイラーの鬼畜ぶりが凄い。 小林旭を100倍凶悪にしたような風貌もそうだけど、笑い方といい圧倒的なキャラクター性。 そして何より怖い!グログロでハラハラでまったく目が離せない。 個人的には唐突にナンバーワン・ホラーに出会ったみたいな衝撃でした。 しかし、刺激が強すぎるなあ(-_-;)

2024.06.04 投稿

あの娘、早くババアになればいいのに

2.0

正直、タイトル負け。 内容はそれほどインパクト強くないです。 でも、ドルヲタの狂気というか、アイドルに関するロジックの強固な感じはよく出ています。それを親子愛、男女の歪な関係性に落とし込むとこうなるのか……と。 もっともっと面白くなった可能性のある作品だと想うと惜しいですね。 そして、人によっては嫌悪感を抱く可能性が高いですw

2024.06.04 投稿

半世界

5.0

観るまで三重が舞台とは知らず。 ビックリした。松阪でもロケしてますやん。 個人的には地元が舞台の作品では『WOODJOB!』以来の傑作で、大変感動致しました。 主演のゴローちゃんを支えるように集った実力派の俳優陣がとにかく良かった。 特に池脇千鶴は恐ろしいほど田舎に溶け込んでおり、泣きの演技も凄かった。 もう、そのものにしか見えない! 地味なハナシではあるけど、ラストも含め、ガッチリとハートを掴まれました。

2024.06.04 投稿

パーフェクト・センス

4.0

コロナ禍で株が上がった映画の1つ。 でも本作が描いているのはリアルなパンデミックではなく、もっと寓話的なカタチでの世界の終わりだ。トンデモない病気だが、想像するだけでゾッとするし、まず精神をヤラれるというのがどうにも怖い。 救いも何もないお話なので、鬱な時には観ないほうがいい。 余計に鬱になる。 でも、そんな中でも日々の営みを続けようとする人々の姿には、いつの時代の世界にも訴えかけるモノがあった。 本作のセリフを拝借すれば「それでも人生は続く」のだ。

2024.06.04 投稿

ローズの秘密の頁

3.0

暗くてい重い。。。 主演のルーニー・マーラが美しいだけに、彼女に降りかかる苛烈な運命に残酷さを強く感じます。 でも、クライマックスの急展開で一気に嘘くさくなってしまい、それが残念でした。。。 まあ、ああでもしないと余りにも救いのないハナシではあるのですが・・・ハア(溜息)

2024.06.04 投稿

おじいちゃんはデブゴン

3.0

アクション自体は最高の作品。 でも邦題が台無しにしてます。 原題は『我的特工爺爺/THE BODYGUARD』 いや、絶対コッチの方がいいやろ! サモ・ハンが知ったらズッコけること間違いなし。 日本人として恥ずかしいわ。。。 内容もドラマとしては詰め込みすぎて残念な部分もあるのですが、それはアクションが相殺してくれます。まだまだ動ける!サモ・ハン凄いよ! 往年のカンフー映画ファンにもオススメです。

2024.06.04 投稿

恐喝少女

3.0

『闇金ウシジマくん』的な裏社会コワイよ~映画。 過激な描写は少ないけど、十分に伝わるよね。 完成度は高いのだけど、正直少し物足りない感じ。 意味深なラストとか、続きが気になった。 役者さんは全員無名だったけど、演技は良かったな。

2024.06.04 投稿

グラウンドブレイク 都市壊滅

3.0

地震のシーンや建物の崩壊はなかなかリアルに描かれていたと思います。 CGも全然ちゃちくないし、ロシア映画って進んでますね。 でも、ドラマがメインの群像劇で、正直眠くなりました。 パニックシーンはほんの僅か。ソッチを期待するとダメですね。 常に大河ドラマみたいな大仰な音楽が鳴ってる印象で、もう少しメリハリが欲しかったです。 しかしコノ手の実話映画は犠牲者の方々を思うと、ヘタに腐すことは憚られますね。

2024.06.04 投稿