チキータ888
20代/女性
30 件のレビュー
5.0
盲目の退役軍人フランクが雇った学生のチャーリーとニューヨークに行くのだが、ある決意を企ていたフランクのストーリー。 青年がフランクの心の葛藤を見抜いたとき、人は、見た目では判断できないという事を学んだのと思います。心の中の哀しみがじわじわと見えてくる私にとって最高の作品です。 盲目なのに厳しい目で何でもやってのけるフランクは何者?そして恐ろしいくらい高貴。フーハの叫びは結構耳に残る。アルパチーノの演技これ程の俳優が他にいるのだろうか?本当の盲目の人にさえ見えたこの好演でアカデミー賞を取ったのは当然です。もっともっと彼の作品を見たくなった。
2024.04.05 投稿
3.0
27歳の若さでこの世を去った天才画家ジャン=ミシェル・バスキアの生涯映画『バスキア』誰もが見覚えのある画風だと思うのではないでしょうか?近頃ではコラボされて洋服などに印刷されていたり、街で見かけたりします。そんな彼の人生は虚しく悲惨でした。ドラッグにハマりずっと一緒だったデヴィッド・ボウイが演じるウォーホルも亡くなってしまい、自分も後を追うように薬中毒で死んでしまいました。 若くして地位も名誉も得られたが、上手く生きれなかった人生、どこか惜しまれて仕方ないバスキアです。人から見れば最高の人生にしか見えないのに彼にとって違ったんでしょう。人生丁度いいは難しいものですね
2024.04.03 投稿
4.0
亡くなった後でさえ人気あるデヴィッド・ボウイの声優としての作品で、フランスのファンタジー・アドベンチャー映画。 少年が体長2mmに縮んで不思議な妖精ミニモイの王国で冒険するストーリー、子供から大人まで大満足間違いなしですね。 声優にあのマドンナがミニモイ族の女王セレニア役に、デヴィッド・ボウイが邪悪な美をもつ悪魔マルタザール役に、これがかなりのハマり役で本人が出演しているみたいそっくりで何だか勘違いしてしまい笑えます。 その他ロバートデニーロなど豪華な共演者達の声を聴くことが出来て嬉しくなります。デヴィッド・ボウイの妖艶な美がたまらない。大ファンの私にとって涙の作品ですね。
2024.04.03 投稿
4.0
亡くなった坂本龍一、デビッド・ボウイを懐かしく思う映画『戦場のメリークリスマス』日本を代表する監督大島渚の元プロデュースされた戦争映画、 捕虜役のデヴィッド・ボウイとヨノイ大尉役の坂本龍一のキスシーンは、当時凄い旋風を巻き起こしたという事ですが、昭和の時代なのに、最先端だと思いました。 少し驚きを隠せない以外さに驚きました。この時代に刺激は強くなかったのでしょうか?さすがの大島渚監督ですね。 鬼軍曹役での北野武も中々の好演で「メリークリスマスと言った言葉が耳に残ります。 戦場下での人間の限界とは図り知れない物だと知らされる作品です。 尚、坂本龍一の音楽のセンスにも魅了され映画をぐんと盛り上げています。
2024.04.03 投稿
5.0
テレビドラマ『アンフェア』シリーズの第1弾目の映画『アンフェアthe movie』初主演篠原涼子さんの体を張ったアクションが、カッコよくて、涼子さんが私の中でブームにまでなっていました。 今回の劇場版は爆破あり、占領あり、ウイルスありの構成で、裏切りと殺害が混ざり合う展開でした。 警察の根本からの体質をひっくり返えそうと警察のアンフェアを正すために、最後のアンフェアがおこなわれ、本当にこんな事がもしかしてあるの?と想像が止まらなくなってしまいました。 男性も女性も楽しめる映画と思いました。 ドキドキ感が半端ない涼子さんが美しくセクシー過ぎました
2024.04.03 投稿
5.0
ジョセフ・ゴードン=レビットがアダム役で出演し、若き27歳でガン余命宣告されてしまうストーリー。 恋人はまんまと浮気し、彼から逃げ出し、薄情さ人間の裏の顔が覗ける事ができるが私において、もしその様な事が起きたらどうするだろうと考えさせられる作品だった。いつも親友カイルだけはアダムの近くにいた。真の親友がこれなのだろう。私にもできるのかとも自問してしまいました。 セラピストも会っているうちにどんどん惹かれあい仕事を越える関係に発展していく。死が近くにやってきても、これだけの前向きな生き方を素晴らしいと思わずにいられない作品です。 自分や周りの人間に置き換えたら込み上げるものがあり、人生を考えてしまいます。悲しみいっぱいでなく笑わせてくれるのも、彼ならではの好演がたまらないです。
2024.04.03 投稿